王様を欲しがったカエル
作家・シナリオライター・編集者を兼任する鳥山仁の備忘録です。
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せっかく連続で備忘録をつけようと思ったら喉風邪でダウン。尋常じゃない発熱に参った。幸い、少しは文章が書ける程度に回復したので前回の続き。
先週、知人と久方ぶりに食事をして、その際に2002年ぐらいから政治に片脚を突っ込んだという報告から、児童ポルノ禁止法成立の経緯、そして背後にいるユニセフが怪しいんだというところまで話が進んだところ、知人から「ユニセフは公安の監視対象だよ。知らなかったの?」と裏話を教えてもらう。
まあ、構成人員は極左系か宗教団体の原理主義者ばかりで、活発に援助活動を行っている地域を見れば、ソ連崩壊前のユニセフが親ソ政権の極貧国に肩入れしていたのは丸わかりなんだけど、まさか公安の監視対象になっているとは思ってもいなかった。ちなみに、1984年からユニセフの親善大使をつとめている黒柳徹子は、何度も監視対象として候補に上がっては重要度が低いという理由でリストから外されていたらしい。
黒柳に関しては、キリスト教左派でエチオピアのメンギスツ・ハイレ・マリアム政権と深い関係にあったという噂の絶えなかった人物だから、さもありなんという感じだが、いくらメンギスツが公然とソ連を支持していたとはいえ、黒柳をソ連のスパイ扱いをするのには無理があったのだろう。でも、エチオピアを共産化し、ソマリアとの紛争で何百万人もの飢餓民や難民を作った張本人たちと仲が良いのは褒められたことじゃないよな。しかも、飢餓児童の救済って、そもそもメンギスツがエチオピアの共産化を推し進めなければ、子供もそんなに飢えなかったのは確実だから、一種のマッチポンプと誤解されるのは仕方がない。
ただ、不思議なことに表現規制反対派界隈では、どういうワケか『ユニセフ』は善の存在で、これとは別に日本に存在する『日本ユニセフ協会』は悪の存在だという虚妄がまかり通っている。ちなみに、『日本ユニセフ協会』の方はキリスト教系の原理主義者に乗っ取られたというか、最初からキリスト教原理主義者が運営している団体で、児童ポルノ禁止法を推進したのもこっちの方。同じキリスト教徒から「キチガイ集団」と呼ばれている、『日本キリスト教婦人矯風会』(通称、矯風会)が隠れ蓑の1つにしている団体だ。ちなみに、こちらのマスコットガール(親善大使)はアグネス・チャン。彼女もエチオピアの基金問題に絡んでいるメンツのひとり。
確かに、児ポ法の成立に関しては『日本ユニセフ協会』の方が大きな役割を果たしてはいる。というか、矯風会も日本ユニセフ協会もアジア系のクリスチャンと親密な関係にあるので、児童買春や日本の戦争責任や従軍慰安婦問題に深くコミットしている危険団体だ。しかし、だからといって相対的にユニセフが信用できる団体というわけでもなく、どうして規制反対派の間で、ユニセフ=善、日本ユニセフ協会=悪、となっているのかは謎。以前、Зона板で同様の質問をして、丁寧な回答をいただいたのだが、どうも私には理解ができなかった。少なくとも、私が直接会合に顔を出した限りでは、日本ユニセフ協会のメンバーよりも、ただのユニセフのメンバーの方が狂いっぷりが激しかった。ハッキリ言って、私の養父が入院していた精神病棟に一緒にいた人達レベルがゴロゴロいてドン引きでしたよ。
しかし、表現規制反対派よりも不思議なのは、外務省や同じ警察でも生活安全部はユニセフや日本ユニセフ協会と密接な関係を持っていることで、縦割り行政の弊害をここにも見ることができる。どうにかならないもんかねぇ。
先週、知人と久方ぶりに食事をして、その際に2002年ぐらいから政治に片脚を突っ込んだという報告から、児童ポルノ禁止法成立の経緯、そして背後にいるユニセフが怪しいんだというところまで話が進んだところ、知人から「ユニセフは公安の監視対象だよ。知らなかったの?」と裏話を教えてもらう。
まあ、構成人員は極左系か宗教団体の原理主義者ばかりで、活発に援助活動を行っている地域を見れば、ソ連崩壊前のユニセフが親ソ政権の極貧国に肩入れしていたのは丸わかりなんだけど、まさか公安の監視対象になっているとは思ってもいなかった。ちなみに、1984年からユニセフの親善大使をつとめている黒柳徹子は、何度も監視対象として候補に上がっては重要度が低いという理由でリストから外されていたらしい。
黒柳に関しては、キリスト教左派でエチオピアのメンギスツ・ハイレ・マリアム政権と深い関係にあったという噂の絶えなかった人物だから、さもありなんという感じだが、いくらメンギスツが公然とソ連を支持していたとはいえ、黒柳をソ連のスパイ扱いをするのには無理があったのだろう。でも、エチオピアを共産化し、ソマリアとの紛争で何百万人もの飢餓民や難民を作った張本人たちと仲が良いのは褒められたことじゃないよな。しかも、飢餓児童の救済って、そもそもメンギスツがエチオピアの共産化を推し進めなければ、子供もそんなに飢えなかったのは確実だから、一種のマッチポンプと誤解されるのは仕方がない。
ただ、不思議なことに表現規制反対派界隈では、どういうワケか『ユニセフ』は善の存在で、これとは別に日本に存在する『日本ユニセフ協会』は悪の存在だという虚妄がまかり通っている。ちなみに、『日本ユニセフ協会』の方はキリスト教系の原理主義者に乗っ取られたというか、最初からキリスト教原理主義者が運営している団体で、児童ポルノ禁止法を推進したのもこっちの方。同じキリスト教徒から「キチガイ集団」と呼ばれている、『日本キリスト教婦人矯風会』(通称、矯風会)が隠れ蓑の1つにしている団体だ。ちなみに、こちらのマスコットガール(親善大使)はアグネス・チャン。彼女もエチオピアの基金問題に絡んでいるメンツのひとり。
確かに、児ポ法の成立に関しては『日本ユニセフ協会』の方が大きな役割を果たしてはいる。というか、矯風会も日本ユニセフ協会もアジア系のクリスチャンと親密な関係にあるので、児童買春や日本の戦争責任や従軍慰安婦問題に深くコミットしている危険団体だ。しかし、だからといって相対的にユニセフが信用できる団体というわけでもなく、どうして規制反対派の間で、ユニセフ=善、日本ユニセフ協会=悪、となっているのかは謎。以前、Зона板で同様の質問をして、丁寧な回答をいただいたのだが、どうも私には理解ができなかった。少なくとも、私が直接会合に顔を出した限りでは、日本ユニセフ協会のメンバーよりも、ただのユニセフのメンバーの方が狂いっぷりが激しかった。ハッキリ言って、私の養父が入院していた精神病棟に一緒にいた人達レベルがゴロゴロいてドン引きでしたよ。
しかし、表現規制反対派よりも不思議なのは、外務省や同じ警察でも生活安全部はユニセフや日本ユニセフ協会と密接な関係を持っていることで、縦割り行政の弊害をここにも見ることができる。どうにかならないもんかねぇ。
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