え〜、いきなりですけど、何じゃコレ?って思われるかもしれませんね。 「プラモデル」も止まったままなのに、息抜きに(?)「食玩改造」をば。 改造とは言いましても、そんなたいそうなことはいたしません。 ちょこっと手直しして、色を塗り直すだけのことでございます。 今から6年前の2000年に、「バンダイ」から発売されていた「ハイパー・ウルトラマン」というシリーズの食玩の、「ウルトラマン」と「ウルトラセブン」です。 低年齢層向けに、安価で中身が何かわかるようになっています。 「成型色」あるいは「成型色に一部塗装のみ」といった、「生産」という意味では「ガシャポンHG」やヲタク向けの凝った食玩に比べれば簡単な製品なのですが、ご覧の通り、その形態は立派なもので、「オモチャ」にしておくのが勿体無いくらいです。 上の写真は、売られている状態のもの。 その「顔」といい、「スーツアクター」さんの体型や姿勢のクセといい、スーツのシワや縫い目に至るまでのディティールといい、「ガシャポンHG」を凌駕するほどの、「ガレージキット」並みの造形です。 気軽に楽しむにはそのままでも十分なのですが、やはり「モデラー」の端くれとしましては、「赤」の部分が成型色のままなのはイマイチです。 「模型」として観賞できるように、接着・修正して、塗装仕上げしてあげましょう。 パーツをバラした状態がコレです。 素材は「PVC(塩ビ)」だったので、「ラッカーシンナー」で「銀」の塗料を落とします。 ティッシュペーパーで落ちないような入り組んだところは、固めの歯ブラシでゴシゴシと落とします。 溶けることはありませんが、しばらくは表面が溶剤を吸ってわずかに膨潤した状態になりますので、しっかりと乾燥させます。 「目」の色を表現するためにやや黄ばんだ透明色で成型された「マスク」も、同様に塗料を落としますが、「目」の部分のツヤが少し落ちて曇ってしまったようです。 これは「Mr.カラー」のうすめ液で落としても同様になるので、仕方がない部分です。 最後に「クリアー」を塗ってやることにしましょう。 「マスク」は「銀」なのでそのままでも良いようにも思われますが、やはり色目を統一するためと、パーティングライン等の処理(どこまで出来るかな?)のために、塗り直すことにします。 めんどくさいですけどね ちなみにこれは、以前「ラピタ日記」でも紹介したものなのですが、このシリーズの食玩が発売されていた頃に「改造」した「ネロンガ」です。 「透明怪獣」だけにクリアー成型だったのですが、各パーツを「ハンダごて」で “溶接” し、「ツノ」と「ツメ」を尖らせて、塗装したものです。 いわゆる「箱スケール」なので、「ウルトラマン」よりも縮尺的には小さく、いっしょに並べても様にならないのはちょっと残念ですね。 こういうモノは、売られているときには安いのですが、今欲しいと思ってたまたまフィギュアショップで見つけたとしても、以外にプレミア付いてたりしますので、「コレクター」的には「改造」なんて勿体無いように思われますが(その場合、もう1つ買っておく)、おっちゃんはあくまでも「モデラー」のつもりですのでネ |
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内 容 | ニックネーム/日時 |
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こんにちは |
安部義豊 2006/12/27 08:51 |
コメントありがとうございます。 |
A boy about 17 2006/12/27 11:48 |
(続き) |
A boy about 17 2006/12/27 11:48 |
ガチャガチャは、ホントにプレミア付かなくなりました。 |
安部義豊 2006/12/27 19:21 |
プレミアが付かなくなると、ショップでまとめ買いする場合には安くて済むので助かりますね。 |
A boy about 17 2006/12/27 23:53 |
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