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help リーダーに追加 RSS 食玩改造・ハイパーウルトラマン 1

<<   作成日時 : 2006/12/26 23:44   >>

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え〜、いきなりですけど、何じゃコレ?って思われるかもしれませんね。
「プラモデル」も止まったままなのに、息抜きに(?)「食玩改造」をば。
改造とは言いましても、そんなたいそうなことはいたしません。
ちょこっと手直しして、色を塗り直すだけのことでございます。

今から6年前の2000年に、「バンダイ」から発売されていた「ハイパー・ウルトラマン」というシリーズの食玩の、「ウルトラマン」と「ウルトラセブン」です。
低年齢層向けに、安価で中身が何かわかるようになっています。
「成型色」あるいは「成型色に一部塗装のみ」といった、「生産」という意味では「ガシャポンHG」やヲタク向けの凝った食玩に比べれば簡単な製品なのですが、ご覧の通り、その形態は立派なもので、「オモチャ」にしておくのが勿体無いくらいです。

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上の写真は、売られている状態のもの。
その「顔」といい、「スーツアクター」さんの体型や姿勢のクセといい、スーツのシワや縫い目に至るまでのディティールといい、「ガシャポンHG」を凌駕するほどの、「ガレージキット」並みの造形です。

気軽に楽しむにはそのままでも十分なのですが、やはり「モデラー」の端くれとしましては、「赤」の部分が成型色のままなのはイマイチです。
模型」として観賞できるように、接着・修正して、塗装仕上げしてあげましょう。
パーツをバラした状態がコレです。

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素材は「PVC(塩ビ)」だったので、「ラッカーシンナー」で「銀」の塗料を落とします。
ティッシュペーパーで落ちないような入り組んだところは、固めの歯ブラシでゴシゴシと落とします。
溶けることはありませんが、しばらくは表面が溶剤を吸ってわずかに膨潤した状態になりますので、しっかりと乾燥させます。

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「目」の色を表現するためにやや黄ばんだ透明色で成型された「マスク」も、同様に塗料を落としますが、「目」の部分のツヤが少し落ちて曇ってしまったようです。
これは「Mr.カラー」のうすめ液で落としても同様になるので、仕方がない部分です。
最後に「クリアー」を塗ってやることにしましょう。
「マスク」は「銀」なのでそのままでも良いようにも思われますが、やはり色目を統一するためと、パーティングライン等の処理(どこまで出来るかな?)のために、塗り直すことにします。
めんどくさいですけどね

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ちなみにこれは、以前「ラピタ日記」でも紹介したものなのですが、このシリーズの食玩が発売されていた頃に「改造」した「ネロンガ」です。
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透明怪獣」だけにクリアー成型だったのですが、各パーツを「ハンダごて」で “溶接” し、「ツノ」と「ツメ」を尖らせて、塗装したものです。
いわゆる「箱スケール」なので、「ウルトラマン」よりも縮尺的には小さく、いっしょに並べても様にならないのはちょっと残念ですね。

こういうモノは、売られているときには安いのですが、今欲しいと思ってたまたまフィギュアショップで見つけたとしても、以外にプレミア付いてたりしますので、「コレクター」的には「改造」なんて勿体無いように思われますが(その場合、もう1つ買っておく)、おっちゃんはあくまでも「モデラー」のつもりですのでネ

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは
リペイントも楽しみの一つですよね。
特撮もそうですが、特にミリタリー系に汚しやすみ入れで魅力倍増ですもんね。

どうも、ここ2年ぐらいで、プレミアも殆ど付かなくなってきましたし、心置きなくできますしね。

それにしても、このシリーズ、各ウルトラマンのポーズなどの特徴を良く捕らえていて、ほんとに良いですよね。

最近、ガチャガチャで、アルティメットシリーズなるリアルなモデルが出ていますが、買おうかどうか迷っています・・・
安部義豊
2006/12/27 08:51
コメントありがとうございます。
そうですか、2年くらい前からプレミアは停滞気味なのですね。
実を言いますと、おっちゃんもここ2年間体調の具合もあって、大阪日本橋のフィギュアショップへもほとんど行ってなかったので、動向はよく掴めてませんでした。
大阪へ行っても、好みが「プラモデルの絶版キット」のほうへシフトしてきており(そちらも落ち着いてはきましたが)、そっち系の店に出向くことが多くなり、秋葉原にも2年以上行ってないかなぁ。

(続く...)
A boy about 17
2006/12/27 11:48
(続き)

「ガシャポン」にしても「食玩」にしても、同じパターンで続けるとユーザーに飽きられるので、メーカー側もあの手この手と趣向を凝らしてきているようですが、どんどん手の込んだモノになり通常売価も高騰すると、本来の「食玩」や「ガシャポン」の良さが無くなってくるように思えるんですよね。

だから今は、ほんとうに集めたいモノだけにテーマを絞ってコレクションするように心がけています。
「ガシャポンHG」で言うならば、200円シリーズの「ウルトラマンの怪獣・宇宙人」「ウルトラセブンの怪獣・宇宙人」「ショッカーの改造人間」は、是非コンプリートしたいですし、メーカーにも(意地悪せずに)続けてもらいたいと思っております。

それと、この「ハイパー」シリーズにつきましては、いつかまた「キングギドラ」の修正&塗装にチャレンジしたいと思っております。
A boy about 17
2006/12/27 11:48
ガチャガチャは、ホントにプレミア付かなくなりました。
高く売っている店はありますけど。

「ガシャポンHG」の怪獣・怪人のコンプは挫折しました。
置き場所もなくて、今、オークションに出したり友達にあげたりして整理しています。

ハイパーの”キングギドラ”は、かっこいいですよね!
ガチャガチャの"ゴジラ""ラドン""モスラ"と並べて飾ってます。
スケール的には実際より差がありますが、イメージ的にはこれくらいの巨大さがぴったりで。
安部義豊
2006/12/27 19:21
プレミアが付かなくなると、ショップでまとめ買いする場合には安くて済むので助かりますね。
ただ、以前にプレミア付きで買ったのが値崩れしていたり、再生産でメチャ安で出てたりすると悔しいのですが、こればかりはねぇ...

コンプは気長にやりたいと思っています。
たしかにおっちゃんも飾り場所が無くて、今はダンボール箱に入れてクローゼットの中(汗)。
あんなに小さいフィギュアでも、塵も積もれば..ですね。
一時期無性に蒐集した「アニメ」系のガシャポンも売りに出したいのですが、値崩れでは二束三文でしょうね(涙)。

あの「ギドラ」は「三大怪獣〜」版の着ぐるみをよく再現していますよね。
「ガシャポンHG」の「怪獣大戦争」版は、モノが小さい分デフォルメが強いですが、それはそれでまた違った魅力があって好きです。
A boy about 17
2006/12/27 23:53

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