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○ 視聴した映画にまつわることや思い出を綴っています。
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March 11, 2008
ソフィーの世界 Sophie's World
製作年: 1999年
製作国: ノルウェー
原 題: SOFIES VERDEN
英 題: Sophie's World
時 間: 107分
-----------------------------------------------------------
かなり以前にどこの書店でも「ソフィーの世界」が平積みになっていたことがあった。
「流行」になると何故か常に引いてしまう僕。(;´▽`A``
簡単にこの映画を説明すると、哲学や思想の流れや世情の移り変わりを歴史に準じて理解しやすくファンタジー風にまとめたものです。
(だから好き嫌いはあるかも知れませんね)
別に自慢じゃないけれど、勉強しなくても「倫社」の成績の良かった(笑)僕には色々思い出せて楽しく面白かった。この映画(元は小説)が学生時代にあったら良かったのになあ、と思えたくらいです。
そして今日、忘れていた謎がひとつ解けました。(^^ゞ
またまた昔話ですが、僕が学生時代に近所で勉強を教えていた知恵(ともえ)ちゃんと言う名の子がいました。
知恵ちゃんはある日、僕に言いました。
「今日から私のことを【ソフィー】って呼んでね」
「どうして?」
「お兄ちゃん、【ソフィーの世界】を観てないの?今、映画館で上映してるよ」
「ああ、そうらしいね。機会があったら観るだろうし、本も読むかもね」
「ふ〜ん、じゃあわかんないね」
「何々?教えてよ」
「いつか観たらわかるから、そのときに思い出して」
この映画「ソフィーの世界」で主人公のソフィーが言うんです。
「ママ、私のソフィーの名前の意味は?」
「??何かしら?」
「・・・知恵(ちえ)」
(≧m≦)ぷっ!な〜んだ、あの子らしい。
と、思い出話でした。m(__)m
-----------------------------------------------------------

※画像をクリックすると[amazon]内のこのタイトルへ直接行けます。
シルエ・ストルスティン(演)46ヶ国語で翻訳され、全世界で1500万部、日本でも200万部出版されている世界的ベストセラーが待望の映像化!ソフィーはごく普通の14歳の女の子。ある日ソフィーのもとに一通の手紙が届く。その中身はたった一言…「あなたは誰?」「私は誰?」「どこから来たの?」。その手紙がきっかけで今まで当たり前だと思っていたことがソフィーにはとても不思議なことに思えてきた。自分探しに出かけるソフィー、その先にはソフィーの思ってもみない真実があるのだった…。
「Kinokuniya BookWeb」より転載
製作国: ノルウェー
原 題: SOFIES VERDEN
英 題: Sophie's World
時 間: 107分
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かなり以前にどこの書店でも「ソフィーの世界」が平積みになっていたことがあった。
「流行」になると何故か常に引いてしまう僕。(;´▽`A``
簡単にこの映画を説明すると、哲学や思想の流れや世情の移り変わりを歴史に準じて理解しやすくファンタジー風にまとめたものです。
(だから好き嫌いはあるかも知れませんね)
別に自慢じゃないけれど、勉強しなくても「倫社」の成績の良かった(笑)僕には色々思い出せて楽しく面白かった。この映画(元は小説)が学生時代にあったら良かったのになあ、と思えたくらいです。
そして今日、忘れていた謎がひとつ解けました。(^^ゞ
またまた昔話ですが、僕が学生時代に近所で勉強を教えていた知恵(ともえ)ちゃんと言う名の子がいました。
知恵ちゃんはある日、僕に言いました。
「今日から私のことを【ソフィー】って呼んでね」
「どうして?」
「お兄ちゃん、【ソフィーの世界】を観てないの?今、映画館で上映してるよ」
「ああ、そうらしいね。機会があったら観るだろうし、本も読むかもね」
「ふ〜ん、じゃあわかんないね」
「何々?教えてよ」
「いつか観たらわかるから、そのときに思い出して」
この映画「ソフィーの世界」で主人公のソフィーが言うんです。
「ママ、私のソフィーの名前の意味は?」
「??何かしら?」
「・・・知恵(ちえ)」
(≧m≦)ぷっ!な〜んだ、あの子らしい。
と、思い出話でした。m(__)m
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シルエ・ストルスティン(演)46ヶ国語で翻訳され、全世界で1500万部、日本でも200万部出版されている世界的ベストセラーが待望の映像化!ソフィーはごく普通の14歳の女の子。ある日ソフィーのもとに一通の手紙が届く。その中身はたった一言…「あなたは誰?」「私は誰?」「どこから来たの?」。その手紙がきっかけで今まで当たり前だと思っていたことがソフィーにはとても不思議なことに思えてきた。自分探しに出かけるソフィー、その先にはソフィーの思ってもみない真実があるのだった…。
「Kinokuniya BookWeb」より転載
天国までの百マイル
製作年: 2000年
製作国: 日本
英 題: A HUNDRED MILES
時 間: 101分
-----------------------------------------------------------
一昨年の暮れ、入院先の待合室に置いてあった文庫本を読んだことがある。
「よくある話だ」程度に読んでいくと、その情景が浮かび、涙がこぼれてしまった。
原作者の浅田次郎氏の小説は「よくある話」のようで中々、泣かせてくれる。
先日、「天国までの百マイル」がDVDで発売されていたことを偶然知った。
視聴する前から「泣いちゃうかも知れないから」と煙草を吸ったり、珈琲を飲んだりしながら「ちらっ」と横目で観るようにしていた。
何だか、お茶の間劇場を眺めているような感じ。
もちろん原作を読んでしまっているからかも知れない。
ところが先へ進むにつれ、台詞のひとつひとつが心に響き「じわ〜ん」。
「やっちゃん」が搬送先の病院から同居人の「マリ」が離婚した女房と会ったことなどを言われた後、一言「愛してる」と言うとマリは「うわぁ〜うわぁ〜うわぁ〜」と喜ぶ。その姿(うわぁ〜)が、随分と昔に言われた言葉(返事)と同じでこれまた自己回顧に浸ってしまう。
マリは「落ちた男が私と付き合うと、良くなる。そして男は私の元を去っていく」と言っていたが相手を思うがためにそっと身を引く、いまどき都合の良い女だ。
自分の幸せ掴めよなって言ってやりたい。は〜。ま、いいか。(^^ゞ
八千草薫さんは相変わらず素敵。
下記の画像は携帯電話で撮影したもので、いまいちです。m(__)m
-----------------------------------------------------------

※画像をクリックすると[amazon]内のこのタイトルへ直接行けます。
浅田次郎の原作を、「地雷を踏んだらサヨウナラ」を製作したチームオクヤマが、時任三郎、八千草薫主演で映画化したヒューマン・ドラマ。バブル崩壊後、経営していた会社が倒産、妻子も失い、今は知合いの会社の世話になっている安男。給料は子供の養育費へ右から左。そんなある日、母・きぬ江が倒れたとの知らせが届く。難手術に主治医は二の足を踏むが、鴨川に世界的に名高い心臓外科の名医がいることを知った安男は、母親を自分の運転するバンに乗せて160km(100マイル)の距離をその病院まで運ぼうとする。
「allcinema」より転載
製作国: 日本
英 題: A HUNDRED MILES
時 間: 101分
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一昨年の暮れ、入院先の待合室に置いてあった文庫本を読んだことがある。
「よくある話だ」程度に読んでいくと、その情景が浮かび、涙がこぼれてしまった。
原作者の浅田次郎氏の小説は「よくある話」のようで中々、泣かせてくれる。
先日、「天国までの百マイル」がDVDで発売されていたことを偶然知った。
視聴する前から「泣いちゃうかも知れないから」と煙草を吸ったり、珈琲を飲んだりしながら「ちらっ」と横目で観るようにしていた。
何だか、お茶の間劇場を眺めているような感じ。
もちろん原作を読んでしまっているからかも知れない。
ところが先へ進むにつれ、台詞のひとつひとつが心に響き「じわ〜ん」。
「やっちゃん」が搬送先の病院から同居人の「マリ」が離婚した女房と会ったことなどを言われた後、一言「愛してる」と言うとマリは「うわぁ〜うわぁ〜うわぁ〜」と喜ぶ。その姿(うわぁ〜)が、随分と昔に言われた言葉(返事)と同じでこれまた自己回顧に浸ってしまう。
マリは「落ちた男が私と付き合うと、良くなる。そして男は私の元を去っていく」と言っていたが相手を思うがためにそっと身を引く、いまどき都合の良い女だ。
自分の幸せ掴めよなって言ってやりたい。は〜。ま、いいか。(^^ゞ
八千草薫さんは相変わらず素敵。
下記の画像は携帯電話で撮影したもので、いまいちです。m(__)m
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浅田次郎の原作を、「地雷を踏んだらサヨウナラ」を製作したチームオクヤマが、時任三郎、八千草薫主演で映画化したヒューマン・ドラマ。バブル崩壊後、経営していた会社が倒産、妻子も失い、今は知合いの会社の世話になっている安男。給料は子供の養育費へ右から左。そんなある日、母・きぬ江が倒れたとの知らせが届く。難手術に主治医は二の足を踏むが、鴨川に世界的に名高い心臓外科の名医がいることを知った安男は、母親を自分の運転するバンに乗せて160km(100マイル)の距離をその病院まで運ぼうとする。
「allcinema」より転載
続エマニエル夫人
製作年: 1975年
製作国: フランス
原 題: EMMANUELLE, L'ANTI VIERGE
英 題: EMMANUELLE: THE JOYS OF A WOMAN
時 間: 87分
-----------------------------------------------------------
三部作の内どれかを以前、観た事がありました。
シルヴィア・クリステルさんのお顔がちょっと好みでなくてそれっきりでした。
今回、ある人から「これは観ていても飽きない」と奨められて視聴。
シルヴィアさん、可愛いじゃない。(///0///)
でも、自分が年をとったせいかも知れない。
何かにつけて男女の交わりが多く、「日本のAV業界も参考にしたほうがいいな」なんて思いながらあっというまに終わりました。(;´▽`A``
夫婦で互いに異性と(身体で)愛し合い、嫉妬は存在しないのか疑問に思った女子学生は男に尋ねるが「嫉妬するなんてバカなことはしない。けれど(心で)愛することは危険だ」と答えます。
ん〜互いの性への快楽を割り切れるんですね。
うらやましいような、それでいて自分はどうだろうか考えましたが正直に全てを話すことで絆のバランスが保てる世界なのかも知れません。
チャイナ服の踊り子さんたちにもう少し登場して欲しかったな。
-----------------------------------------------------------

※画像をクリックすると[amazon]内のこのタイトルへ直接行けます。
前作の大ヒットにより製作された続編で、今回は香港が舞台。前作で性の喜びに目覚めたエマニエルが、女学生、パイロット、上流階級の少女などを相手に性遍歴を重ねていく。持って回った前作よりはSEXシーンが増え、よりストレートな造りになっているが、綺麗さを売り物にしたボケボケのソフト・フォーカス画面ばかりが印象に残る作品。F・レイの音楽は本当に美しいが…。
ある日、エマニエルは夫ジャンに会うため、彼の赴任先である香港へ向かった。そして客船に乗り込んだ彼女は、その中で一人の女子学生と出会い、レズ行為に耽っていく。やがて香港に着き、ジャンと狂ったように抱き合うエマニエル。また彼女は一方で、彼のアパートに同居しているパイロットも気に掛けていた。数日後、ある上流一家のパーティーに夫と招かれたエマニエルは、そこの一人娘と知り合うのだが…。
「allcinema」より転載
製作国: フランス
原 題: EMMANUELLE, L'ANTI VIERGE
英 題: EMMANUELLE: THE JOYS OF A WOMAN
時 間: 87分
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三部作の内どれかを以前、観た事がありました。
シルヴィア・クリステルさんのお顔がちょっと好みでなくてそれっきりでした。
今回、ある人から「これは観ていても飽きない」と奨められて視聴。
シルヴィアさん、可愛いじゃない。(///0///)
でも、自分が年をとったせいかも知れない。
何かにつけて男女の交わりが多く、「日本のAV業界も参考にしたほうがいいな」なんて思いながらあっというまに終わりました。(;´▽`A``
夫婦で互いに異性と(身体で)愛し合い、嫉妬は存在しないのか疑問に思った女子学生は男に尋ねるが「嫉妬するなんてバカなことはしない。けれど(心で)愛することは危険だ」と答えます。
ん〜互いの性への快楽を割り切れるんですね。
うらやましいような、それでいて自分はどうだろうか考えましたが正直に全てを話すことで絆のバランスが保てる世界なのかも知れません。
チャイナ服の踊り子さんたちにもう少し登場して欲しかったな。
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※画像をクリックすると[amazon]内のこのタイトルへ直接行けます。
前作の大ヒットにより製作された続編で、今回は香港が舞台。前作で性の喜びに目覚めたエマニエルが、女学生、パイロット、上流階級の少女などを相手に性遍歴を重ねていく。持って回った前作よりはSEXシーンが増え、よりストレートな造りになっているが、綺麗さを売り物にしたボケボケのソフト・フォーカス画面ばかりが印象に残る作品。F・レイの音楽は本当に美しいが…。
ある日、エマニエルは夫ジャンに会うため、彼の赴任先である香港へ向かった。そして客船に乗り込んだ彼女は、その中で一人の女子学生と出会い、レズ行為に耽っていく。やがて香港に着き、ジャンと狂ったように抱き合うエマニエル。また彼女は一方で、彼のアパートに同居しているパイロットも気に掛けていた。数日後、ある上流一家のパーティーに夫と招かれたエマニエルは、そこの一人娘と知り合うのだが…。
「allcinema」より転載
March 10, 2008
紅夢
製作年: 1991年
製作国: 香港・中国
原 題: 大紅灯篭高高掛
英 題: RAISE THE RED LANTERN
時 間: 125分
-----------------------------------------------------------
最初に・・・
・・・ごほん。
中々、視聴する機会が無かったのだけれど、探しに探してやっと観ることが出来ました。
チャン・イーモウ監督の作品で「紅いコーリャン」・「紅夢」・「上海ルージュ」の「紅三部作」と呼ばれるものだけれど、これに「菊豆」も加えたい気がする。
(同監督作品を語るには僕は及びませんが)
「菊豆」で人間の「業」の深さの部分で恐ろしさを感じたけれど、ある意味サスペンスとホラーを加えたような怖さを感じました。
1920年の時代背景であり、大富豪の家に正妻から4号の妾夫人がいる中の生活で「笑顔」で交わし、心で妬み憎しむ人間関係を良く表現していると思います。
※あらすじは下の説明文で読んでください。m(__)m
あくまでも個人的主観ですが、どうしてこのような作品を紀伊國屋書店から発売されている「チャン・イーモウ DVD-BOX (紅いコーリャン / 古井戸)」に加えられないのか(版権の関係もあるのだろうけれど)残念です。
※VHSビデオテープのパッケージ画像は見つからず(今回、所有することが出来たものもかなりの「日焼け」をしているため)海外で発売されている画像をお借りしました。
全て「紅夢」のものですが、1枚目は香港版、2枚目は英語圏で発売されているもので3枚目は「チャン・イーモウ コレクション」のようです。
4枚目は海外向けポスター。
-----------------------------------------------------------

1920年代の中国。父親に先立たれ、貧しい生活をグチる義母との暮らしから抜け出すため、頌蓮(コン・リー)は19歳の夏、嫁に行くことになった。嫁ぎ先の先方はその地方の素封家で、頌蓮の前に第1夫人の大太太(チン・スウユエン)、第2夫人の卓雲(ツァオ・ツイフェン)、第3夫人の梅珊(ホー・ツァイフェイ)と3人の夫人がおり、それぞれ一院、二院、三院と呼ばれる住居に住んでいた。

第4夫人となった頌蓮が住居として与えられた四院にはその日、内も外も赤い提灯が飾り立てられていたが、それは大旦那・陣佐千(マー・チンウー)の寵愛を得ることができるという印であった。だが初夜の日は、大旦那が床入りしてまもなく第3夫人に邪魔され、何事もなく終わった。
次の日頌蓮はそれぞれの夫人に会うが、彼女の身の上にすっかり同情を寄せる卓雲に対し、舞台の人気女優だった梅珊は露骨に頌蓮に対抗意識を燃やしていた。この屋敷では、大旦那が絶対的な権力を持ち、何事も先祖代々のしきたりが優先され、夫人たちは彼の寵愛を得るためにのみ生きているようであった。召使いたちもそれは同じで、頌蓮にことごとく反発する雁兒(コン・リン)は時々大旦那に可愛がられているのだが、夫人になることを夢見る彼女の部屋には夥しい赤い提灯が灯されていた。

ある日頌蓮が父の形見の笛がなくなったのに気がつき、雁兒を問い詰めて彼女の部屋に押し入った時にその光景を目にしたのだが、それよりも衝撃的だったのは頌蓮を呪った人形が見つかったことだ。人形に黒々と書かれている“頌蓮"の文字を無筆の雁兒が書けるはずもなく、だれが書いたのか問いただしたところ、あの愛想のよい卓雲であったことがわかり頌蓮はさらにショックを受ける。なくなった笛一本にこだわる頌蓮の気持ちがわからず大旦那は急に二院に泊まることにし、卓雲は喜ぶ。早くから卓雲の本心を見抜いていた梅珊は、彼女がこれまでも大旦那の寵愛を得るために手段を選ばなかったことを打ち明けた。やがて冬がやって来た。屋敷内は、頌蓮が妊娠したという知らせで沸き返ったが、それは彼女の狂言であり、彼女の下着についていた血痕を雁兒が見つけ、それを聞いた卓雲が不倫相手の高医師(ツォエ・チーガン)に診察させて嘘が発覚した。

頌蓮は20歳の誕生日を迎えるが、大旦那に心を砕く卓雲や高医師との密会を楽しむ梅珊に比べやるせなく、ひたすらに酔うだけだった。そして酔った勢いで何げなく梅珊と高医師とのことを口にしてしまい、それが大旦那に知られ卓雲は捕らえられ首を切られることになった。一部始終を目撃した頌蓮はショックを受ける・・・・・・ 。次の年の夏、屋敷にまだ少女の面影を残す第5夫人がやって来た。彼女の眼に、気のふれた頌蓮の痛ましい姿が映るのだった。
(「goo 映画」より)
製作国: 香港・中国
原 題: 大紅灯篭高高掛
英 題: RAISE THE RED LANTERN
時 間: 125分
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最初に・・・
DVD化希望♪
・・・ごほん。
中々、視聴する機会が無かったのだけれど、探しに探してやっと観ることが出来ました。
チャン・イーモウ監督の作品で「紅いコーリャン」・「紅夢」・「上海ルージュ」の「紅三部作」と呼ばれるものだけれど、これに「菊豆」も加えたい気がする。
(同監督作品を語るには僕は及びませんが)
「菊豆」で人間の「業」の深さの部分で恐ろしさを感じたけれど、ある意味サスペンスとホラーを加えたような怖さを感じました。
1920年の時代背景であり、大富豪の家に正妻から4号の妾夫人がいる中の生活で「笑顔」で交わし、心で妬み憎しむ人間関係を良く表現していると思います。
※あらすじは下の説明文で読んでください。m(__)m
あくまでも個人的主観ですが、どうしてこのような作品を紀伊國屋書店から発売されている「チャン・イーモウ DVD-BOX (紅いコーリャン / 古井戸)」に加えられないのか(版権の関係もあるのだろうけれど)残念です。
※VHSビデオテープのパッケージ画像は見つからず(今回、所有することが出来たものもかなりの「日焼け」をしているため)海外で発売されている画像をお借りしました。
全て「紅夢」のものですが、1枚目は香港版、2枚目は英語圏で発売されているもので3枚目は「チャン・イーモウ コレクション」のようです。
4枚目は海外向けポスター。
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1920年代の中国。父親に先立たれ、貧しい生活をグチる義母との暮らしから抜け出すため、頌蓮(コン・リー)は19歳の夏、嫁に行くことになった。嫁ぎ先の先方はその地方の素封家で、頌蓮の前に第1夫人の大太太(チン・スウユエン)、第2夫人の卓雲(ツァオ・ツイフェン)、第3夫人の梅珊(ホー・ツァイフェイ)と3人の夫人がおり、それぞれ一院、二院、三院と呼ばれる住居に住んでいた。
第4夫人となった頌蓮が住居として与えられた四院にはその日、内も外も赤い提灯が飾り立てられていたが、それは大旦那・陣佐千(マー・チンウー)の寵愛を得ることができるという印であった。だが初夜の日は、大旦那が床入りしてまもなく第3夫人に邪魔され、何事もなく終わった。
次の日頌蓮はそれぞれの夫人に会うが、彼女の身の上にすっかり同情を寄せる卓雲に対し、舞台の人気女優だった梅珊は露骨に頌蓮に対抗意識を燃やしていた。この屋敷では、大旦那が絶対的な権力を持ち、何事も先祖代々のしきたりが優先され、夫人たちは彼の寵愛を得るためにのみ生きているようであった。召使いたちもそれは同じで、頌蓮にことごとく反発する雁兒(コン・リン)は時々大旦那に可愛がられているのだが、夫人になることを夢見る彼女の部屋には夥しい赤い提灯が灯されていた。
ある日頌蓮が父の形見の笛がなくなったのに気がつき、雁兒を問い詰めて彼女の部屋に押し入った時にその光景を目にしたのだが、それよりも衝撃的だったのは頌蓮を呪った人形が見つかったことだ。人形に黒々と書かれている“頌蓮"の文字を無筆の雁兒が書けるはずもなく、だれが書いたのか問いただしたところ、あの愛想のよい卓雲であったことがわかり頌蓮はさらにショックを受ける。なくなった笛一本にこだわる頌蓮の気持ちがわからず大旦那は急に二院に泊まることにし、卓雲は喜ぶ。早くから卓雲の本心を見抜いていた梅珊は、彼女がこれまでも大旦那の寵愛を得るために手段を選ばなかったことを打ち明けた。やがて冬がやって来た。屋敷内は、頌蓮が妊娠したという知らせで沸き返ったが、それは彼女の狂言であり、彼女の下着についていた血痕を雁兒が見つけ、それを聞いた卓雲が不倫相手の高医師(ツォエ・チーガン)に診察させて嘘が発覚した。
頌蓮は20歳の誕生日を迎えるが、大旦那に心を砕く卓雲や高医師との密会を楽しむ梅珊に比べやるせなく、ひたすらに酔うだけだった。そして酔った勢いで何げなく梅珊と高医師とのことを口にしてしまい、それが大旦那に知られ卓雲は捕らえられ首を切られることになった。一部始終を目撃した頌蓮はショックを受ける・・・・・・ 。次の年の夏、屋敷にまだ少女の面影を残す第5夫人がやって来た。彼女の眼に、気のふれた頌蓮の痛ましい姿が映るのだった。
(「goo 映画」より)