簡単!駐車台数算出法
駐車台数を簡単に出す方法

2001-11-1

あなたの土地を駐車場にしたら、何台の車が置けるでしょうか?
 
駐車台数を、計算して出す方法を知っていれば簡単です。(ご存知の方も多いと思いますが)
 
計算しやすく、覚えやすい数字として、1台当り7坪(約23平米)必要になると覚えておきましょう。このなかには車路も含んでいます。
 
土地の面積を7坪で割れば、おおよその駐車台数がでます。 
それに周辺の駐車料金を掛ければ、アバウトな収入がわかります。 
その収入を敷地面積で割れば、面積あたりの収入額が出ます。 
また、年間収入額から固定資産税などの支出を引き、一般的な投資の利回りで割れば、収益還元法的な土地の価格が出ます。(これは、自己の価値判断による評価です)
 
いろんな使い道がありますので、ぜひ、覚えておいてください。
 
 
どうして、7坪になるのか知りたい方、また、図面を画いてみないと気がすまない方は、
 


    
図のような一番効率のよいケースでは、
1台当り 2.5×(5.0+5.0×1/2)=18.75平米(約5.7坪)になります。
しかし、普通はデッドスペースもありますから、このとおりにはなりません。ですから、少し大きめに、また、覚えやすさを考えて7坪(約23平米)とします。
 
では、6坪だったらいけないのか?1台当り6坪ですむこともありますが、安全を考えて7坪をおすすめします。
 
【注意点】
 
地形が悪いとか、小さい土地では誤差は大きくなり、役に立たないこともあります。
車路を設けない串刺し駐車は、効率はいいのですが、交通安全面でおすすめできません。 建築に付帯した駐車場の場合、行政から指導をうける可能性があります。

トップページ