2008年3月11日 [火]
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<9・29検定撤回 県民大会>ドキュメント

社会/検定撤回県民大会

<9・29検定撤回 県民大会>ドキュメント

 9時40分 糸満市摩文仁の平和祈念公園から宜野湾海浜公園までつなぐ「平和の火」の採火式。糸満市の西平賀雄市長と玉城朗永議長、米須小学校6年の玉城寿倫哉君の3人が採火し、仲里利信実行委員長の持つトーチに点火。
 10時00分 トーチが第1走者に手渡され、沿道の声援を受けながら宜野湾海浜公園を目指す。
 11時03分 座間味村の「集団自決」の生存者がフェリーで本島着。
 12時ごろ 会場にメッセージボードを手にした人々が集まり始める。座間味村の「集団自決」の生存者も会場入り。県内各市町村の実行委員会関係者や住民らが会場に向けて出発し始める。
 14時00分 アトラクションが始まり、平和を願う歌や踊りで大会前の会場を盛り上げる。
 15時00分 諸見里宏美県PTA連合会会長による開会あいさつで「教科書検定意見撤回を求める県民大会」が始まる。宮古・八重山でも併せて「郡民大会」開会。
 15時06分 「平和の火」リレー最終走者の新里真大君らが大きな拍手に迎えられながら宜野湾海浜公園の会場に到着。点火台に火がともされる。
 15時07分 仲里実行委員長が「今こそ県民が立ち上がって検定にノーと言うときだ」と訴え、仲井真弘多知事が「検定意見に抗議して記述の速やかな復活を要求する」と決意を示す。
 15時46分 吉川嘉勝・渡嘉敷村教育委員会委員長が自らの体験を語り「今回の検定には我慢できない。沖縄戦の事実のわい曲を許してはいけない」と訴える。
 16時10分 実行委員会の小渡ハル子副委員長が「日本政府は沖縄の歴史を消そうとするのか」と検定意見に疑問を呈し、玉寄哲永副委員長が「文科省のうその証言を県民の力で一蹴(いっしゅう)しよう」と訴える。
 16時28分 会場に詰めかけた人数が10万人を超えたことが発表される。
 16時30分 大会の決議文が読み上げられ、拍手でもって採択される。
 16時40分 来場者が高々とこぶしを掲げてガンバロー三唱をする。検定撤回の実現を誓い、大会が締めくくられる。
 17時すぎ 仲里実行委員長が記者会見を開き「国が看過できない数の県民が集まった」と大会成功を確認。
 19時ごろ 実行委から宮古、八重山の郡民大会を含めて総勢11万6000人が参加したことが発表される。

(9/30 9:52)

 
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