フロリダ州ケープカナベラル──米航空宇宙局(NASA)は米東部夏時間11日午前2時28分(日本時間同日午後3時28分)、フロリダ州ケネディ宇宙センターからスペースシャトル「エンデバー」を打ち上げた。日本の実験棟「きぼう」の資材を国際宇宙ステーション(ISS)に運ぶ第1便となる。
エンデバーには、日本の土井隆雄飛行士ら7人が搭乗。長期滞在クルーとして、米国のギャレット・リーズマン飛行士がISSに残る。地球帰還まで16日間と、過去でも最も長い飛行を予定している。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は「きぼう」の資材運搬を機に、筑波宇宙センターで運用管制室の稼働を開始。24時間態勢で「きぼう」を運用する。