2008.03.10 Web posted at:  20:56  JST Updated - AP
サイエンス

白色のシャチを確認、アラスカ沖で

写真
アリューシャン列島で確認された白いシャチ=米海洋大気局(NOAA)提供

アラスカ州アンカレジ(AP) 米アラスカ州のアリューシャン列島で2月末、米海洋大気局(NOAA)関連機関の研究員が、白色のシャチを確認し、その姿を撮影した。これまでに、白いシャチについては何度か報告はあったが、実際にカメラに収めることができたのは、非常に珍しい。

今年2月23日に、アリューシャン列島カナガ島の沖合約3.2キロを、約12頭からなる群れで移動していた。性別はオスで、体長7.6─9.1メートル、体重4.5トンほどと推定されている。

シャチは通常、黒色と白色。見つかった白色の個体は、場所によっては黄色がかった茶色のような部分もあるため、色素が欠損したアルビノではないと見られている。

NOAAの研究者も、アルビノは健康上の問題があることが多く、長くは生きられないため、今回見つかった個体はアルビノではないと見ている。

cnn mobile 携帯サイトCNNモバイルのご案内 CNN放送のご案内(別ウィンドウ) cnn.com
特集 米大統領選
sl.com cnnmoney asahi.com
English Express TIME