逮捕無効確認、１１日以降か　三浦容疑者のロス弁護人

　【ロサンゼルス１０日共同】米ロサンゼルスで１９８１年に起きた銃撃事件で、サイパンで逮捕された元会社社長、三浦和義容疑者（６０）＝日本では無罪確定＝のロスでの弁護人、マーク・ゲラゴス氏は１０日、ロサンゼルス郡地裁を訪れたが、逮捕の無効確認の申し立ては行わなかった。申し立ては、１１日以降になるとみられる。

　ゲラゴス氏は１０日、シャピロ判事、検察側と法廷外の別室で協議。申し立てに関して話し合ったとみられるが、内容は明らかにされていない。

　シャピロ判事は、ゲラゴス氏が現れる前に法廷で報道陣向けに発言。１０日午前の段階で申し立ては提出されておらず、審理の日時も決まっていないと説明した。