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2008 年 03 月 10 日 16:44 現在
医師不足対策、応募ゼロ
 県が医師不足の対策として新年度からの導入を目指す全国で初めての富山型地域医療医師育成システムについてこれまでに応募した研修医が1人もいないため来月からのスタートは難しい状況となっています。

 県内の病院では、大学を卒業し、2年間の初期研修を受けた後、専門医となるための「後期研修」を受ける医師が集まりにくい現状があります。

 このため県は県立中央病院とあさひ総合病院など県内4つの公的病院が連携した全国で初めての新しい研修システムを作り、新年度から実施することを目指していて各病院では去年9月から内科と総合診療科の研修医を募集してきました。

 しかしこれまでに応募した研修医は1人もいないため来月からのスタートは難しい状況となっています。

 10日の県議会一般質問で自民党の柴田巧議員に今後の対策について訊ねられた椎葉厚生部長は、「出足から苦戦している。今後は富山大学や医師会などとも連携して充実した指導体制を作るなど総合的な対策に取り組む」と述べました。

 県は新たに研修体制を強化するための事業や病院が連携するモデル事業を進めていく方針で新年度予算案に関連事業費2370万円を盛り込んでいます。

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