2008年 3月 10日 |
|
|
北京五輪女子マラソン代表に中村選手
|
△▼ |
岡山から3大会連続のオリンピック女子マラソン出場です。名古屋国際女子マラソンで優勝した天満屋女子陸上競技部の中村友梨香選手が、北京オリンピック代表に正式に選ばれました。中村友梨香選手は1986年4月1日兵庫県西宮市出身の21歳。高校時代はインターハイや全国高校駅伝で活躍し、2004年に岡山の実業団チーム天満屋に入部しました。
|
|
|
岡山市などでタクシー運賃値上げ
|
▲▼ |
燃料費高騰の影響などを受け岡山市と浅口市、里庄町の一部のタクシー会社で10日から、タクシー運賃が値上げされました。中国運輸局によりますと10日から値上げをしているのは岡山市を営業区域とする8社、379台と浅口市、里庄町を営業区域とする3社、32台です。いずれの地域も初乗り運賃で50円のアップとなっていて、岡山市では1キロあたり、小型車が450円中型車が460円となっています。さらに、一定距離ごとの加算運賃も値上げされます。県内では去年12月にほとんどの地域で値上げが実施されましたが、岡山市では各社の足並みがそろわなかったため多くの会社が値上げを見送っていました。岡山市では10日の時点でタクシー会社19社が値上げを見送っていて、異なる運賃のタクシーが混在する事態となっています。
|
|
|
町有地で大麻栽培、男を追送検
|
▲▼ |
岡山県奈義町の町有地で大麻を栽培していた疑いで、鳥取県の無職の男が10日、岡山地方検察庁津山支部に追送検されました。麻薬特例法違反の疑いで追送検されたのは鳥取県鳥取市の無職大森真被告(28)です。警察の調べによりますと大森被告は去年4月から9月ごろにかけて岡山県奈義町の町有地で、大麻草13本を栽培した疑いです。大森被告は去年6月以降、鳥取市の無職の男ら3人に乾燥大麻・233cを88万円で売りさばいた疑いももたれています。大森被告ら4人は別の大麻取締法違反ですでに起訴されています。警察の調べに対し、大森被告は「これまでに大麻を1100万円余り売った」と供述し、容疑を認めているということです。
|
|
|
美作市議会議員職務強要で起訴
|
▲▼ |
副市長に対し、威圧的な言動で不当な要求をしたとして、先月18日、警察に逮捕された美作市の市議会議員が職務強要の罪で10日、岡山地方裁判所に起訴されました。起訴されたのは美作市議会議員の岩江正行被告(62)です。起訴状などによりますと岩江被告は去年11月14日、美作市の皆木照夫副市長に電話し、知人が水道料金を滞納し、水道を止められたことに関し、「こらえんぞ、こりゃ。始末せえ、こいつ」などと当時の担当職員の懲戒処分を求めました。また、公共工事が遅れたことに関し、施工業者の指名取り消し処分を求め、応じなければ、副市長に危害を加えるかも知れない気勢を示して、脅迫したものです。岩江被告は逮捕された当初、「脅迫にはならない」と容疑を否認していましたが、これまでの取り調べに対し、「そう言われたら、しょうがない」と話していると言うことです。
|
|
|
美作市で工場を全焼
|
▲▼ |
10日未明、美作市で工場を全焼する火事がありました。ケガをした人はいませんでした。10日、午前1時半ごろ美作市三保原にある自動車部品などの製造工場、エム・ティ・エフ工業三保原工場から煙が出ているのを、近所の人が見つけ119番通報しました。この火事で鉄骨スレートぶき平屋建ての工場、約480平方メートルを全焼したほか、工場内の機械などを焼き火は1時間15分後に消し止められました。会社の人の話では工場では従業員2人が8日の午後1時半ごろまで作業をしていましたが、それ以降は人の出入りはなかったという事です。第一通報者によりますと工場内から出火した可能性があり、警察では従業員などから事情を聞いています。
|
|
|
台湾で「さぬき」の名称が使えない・・
|
▲▼ |
台湾の企業が「さぬき」の名称を商標登録していたことから現地のうどん店がさぬきうどんを名乗れなくなった問題です。香川県が企業に対し使用を認めるよう要請していることがわかりました。これは、10日開かれた香川県議会の経済委員会で、川池秀文観光交流局長が明らかにしたものです。この問題は9年前に「さぬき」の名称を商標登録していた台湾の冷凍食品メーカー南僑化学工業が、台北市の讃岐うどん店「土三寒六」に対し去年11月、さぬきの名称の使用することに対して抗議文を送っていたものです。うどん店は去年12月、さぬきの文字が入った看板をはずしました。この店は日本から出店し香川県から県の観光PRに協力する、さぬき大使館に認定されていました。香川県は企業に対して県にゆかりのある企業が「さぬき」の名称を使用できるように要請した言うことですが、現在のところ明確な回答は得られていないということです。香川県は今後の事業拡大に影響が出ないように取り組む必要があるとして法律の専門家と検討を重ねています。
|
|
|
芸術選奨文部科学大臣賞に福武總一郎氏
|
▲▼ |
芸術分野で優れた業績をあげた人に贈られる芸術選奨文部科学大臣賞に岡山市のベネッセコーポレーション会長の福武總一郎さんが選ばれ、10日、授賞式が行われました。この賞は文化庁が演劇や音楽など10部門で、業績をあげた人に対して毎年贈っているものです。芸術振興の部門で選ばれた福武さんは香川県の直島で約20年間にわたって現代アートを使った島おこしに取り組んできました。大自然や古くからの家並みが残る地区などを利用して風景そのものも作品の一部にしているのが特徴で、直島全体の魅力を発信した点が高く評価されました。
|
|
|
香川県警の新しい通信指令システム公開
|
▲▽ |
110番通報を受け付け、警察署やパトカーなどに指令を出す香川県警の通信指令システムが11年ぶりに更新され、10日、公開されました。この通信指令システムは110番通報に対し迅速に現場に到着できるよう機能を強化したもので今月1日から運用されています。新しく導入したのは210インチの大型ディスプレイで強盗事件の発生に備え、県内3つの金融機関にある14店舗の防犯カメラの映像が、リアルタイムで映し出せるようになっています。また、110番通報した人の居場所を特定するために新たに電信柱や交通標識の柱などこれまでの10倍以上の目標物が加わり、建物などが少ない山間部でもいち早く居場所を特定できるようになりました。110番通報の約7割が携帯電話からで香川県警では今後、人工衛星を利用し位置を特定するGPS機能の携帯電話にも対応できるようにしたいとしています。
|
 |