後部座席のベルト 細則決まる
車の後部座席のシートベルトの着用は、ことし6月1日の改正道路交通法の施行で義務化されます。警察庁がまとめた政令案によりますと、高速道路での後部座席の着用違反には、ドライバーに減点1点の行政処分を科すとしています。一般道での違反は行政処分の対象ではなく、警察官が警告や指導を行います。また、後部座席の同乗者が妊娠していたり、けがなどでシートベルトができなかったりする場合は、着用の義務は免除されます。一般の車以外の観光バスやタクシーでは、後部座席にシートベルトが取り付けられている場合に義務化の対象となります。警察庁によりますと、後部座席のシートベルトを着用せずに事故にあった場合に死亡する割合は、着用している場合の4倍に上りますが、着用率は依然として10%前後にとどまっています。警察庁は、改正道路交通法の施行にあわせて取締りを強化することにしています。 |
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