ニュース:地方 RSS feed
無許可業者がPCBを処理
有害物質のポリ塩化ビフェニール(PCB)入り機器の処理を無許可業者に委託したなどとして、県警環境犯罪課は6日、廃棄物処理法違反容疑で、市川市の不動産会社社長(64)と松戸市の解体業者(59)の男2人を千葉地検松戸支部に書類送検した。ともに容疑を認めているという。PCBは昭和43年のカネミ油症事件を機に47年から生産、販売が禁止されている。
調べでは、社長は平成18年4月4日ごろ、倒産した会社に残っていたPCBを含んだ機器14台の処分を、約1700万円で産廃処理業の許可のない解体業者の男に委託した疑い。解体業者の男は請け負った疑い。