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社会
泊3号機重大事故 対策報告書を提出 北電が国に(03/11 00:28)北海道電力は十日、来年末の営業運転開始を目指し、後志管内泊村に建設中の泊原発3号機で、炉心溶融融解などの重大事故に備える「アクシデントマネジメント(AM)検討報告書」をまとめ、経済産業省原子力安全・保安院に提出した。 報告書は、原子炉の自動停止失敗に備え、手動での制御棒落下で停止できるようにする−など設計段階の対策四点と、制御室の運転員のほか放射線や情報管理を行う支援組織を設けるといった日常の対策三点を盛り込んだ。北電は、これにより炉心の損傷事故が起きる確率は対策前に比べ六割低減するとしている。 AM整備や検討は、一九七九年の米国スリーマイルアイランド原発事故などを受け、国が各電力会社に保安強化のため要請。新設炉についても、九七年から原子力安全委員会が燃料搬入前に提出するよう求めている。
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