うつ病では、異常なほどの悲しみや、自分には価値がないという思い、以前は楽しかったことに対する興味の喪失、気持ちの動揺、自殺念慮(願望)が数週間以上続くことがある。
うつ病は、専門家による治療が必要な深刻な疾患であり、しばしば薬物療法と心理学的療法の併用療法が行われる。
米国家庭医学会(AAFP)は、うつ病の対処法として以下のことを勧めている:
・ 自分にとって現実的なスケジュールを立てる。快方に向かっていても、通常のペースでフルスケジュールをこなせると期待してはけない。
・ うつ病が原因で引き起こされる、敗北感や自責の念などマイナス思考にとらわれないよう努力する。こうした考えは、うつ病が落ち着くにつれ薄れる。
・ 気分良く、楽しめる活動に参加する。
・ 抑うつ状態にあるときに、大きな決断をしない。その必要がある場合は、信頼できる友人や家族に助けを求める。
・ アルコールや非処方薬は、抗うつ薬との間に深刻な相互作用を引き起こし、うつ病を悪化させる危険性があることから、摂取しない。
・ 可能な限り運動する。少なくとも週に4〜6回、30分の運動を心がける。
(HealthDay News 4月6日)
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