こんにちはblog yaloo管理人の影武者です。中国から輸入された冷凍食品の餃子を食した方に中毒症状がでる事件が発生していたようです。餃子には有機リン系の農薬が含まれていたとの話もあり輸入元となるJTフーズでは他の冷凍食品についても自主回収を始める旨を報じています。真相は定かではありませんが、やはり中国産の食品には十分な注意が必要ですね。1エリアにおいては販売店がCOOPであった事にも驚きですが、何れにしましても関係機関において早く真相を究明して頂きたいものです。 さて自作PCユーザーならご存知の方も多いでしょうRivaTunerについての記事を記載します。RivaTunerは Videocards - Overclocking & Tweaking Softwareで多機能なチューニングを可能としています。ビデオカードの温度管理からOC、ファンコントロール、レジストリーチューニング、モニターセッティング等、このSoftwareでカバーできるのです。RivaTunerに関する記事は本blogでも幾度となく記載しておりますが、今回は便利なFan control設定についてお話しましょう。 ※グラフィックカードはATI純正RADEON HD 3870、RivaTunerはv2.6を使用 ■Fanをピンポイントで設定 好みの温度でFan Duty cycle(%)を設定する。 RivaTuner MainメニューのCustomizeにあるLow-level system tweaksを選択するとOverclockingとFanの設定項目がでてきます。 今回はFan controlのチューニングなのでFanを選択。ここでの設定はfan profileを作成することになります。 Enable Low-level Fan controlにチェックを入れFixedのスライダーを操作しながら希望するFan duty cycle(ファン稼働率)を設定します。一つ決める毎にfan profile settingsで新しい設定をSaveしていきます。 画像では40%,70%,100%を設定しています。Enable Low-level Fan controlでの設定はこれで終了です。次にMain画面に戻りLauncher項目を選択します。Launcher画面では左下にあるプラスサインアイコンをクリック。 テキストが表示されますがRegulae itemにチェックが入った状態でokをクリック。Regulae menu item editorが展開します。 Regulae menu item editorでは新しいプロフィール名をName textboxに記入します。 プロフィール名は最初にfan profileを作成した名称を入力します。画面では「 fan speed40%」と入力しています。次にAssociated fan profileにチェックを入れdropdown boxでName textboxに記入した「fan speed40%」を選択しましょう。※fan speed40%は一例です。先に設定したfan profile分をこのステップを繰り返して設定していきます。 設定が完了し再びLauncher画面に戻ると画像のように新しいfan profileが表示されます。 さて次なる設定は自動ファン制御装置の構成です。RivaTuner Mainメニューに戻りCustomize内のHardware monitoringを選択します。 Hardware monitoringが表示されたら右下にあるSetupボタンをクリックしHardware monitoring setupを展開させます。 Hardware monitoring setupが展開したらCore temperatureを選択してSetupをクリック。 Core temperature monitoring data source setupが表示されます。ここではCore温度に関連するオプションを構成することができます。バーチャートの有効値等の設定が可能です。 ここでの数値は筆者システムにおいてのものであり一例です。先に進む事にしましょう。プラスサインアイコンをクリックして下さい。 Core temperature threshold setupが展開します。ここではfan speedと温度を関連付ける設定を行います。画像ではCore temperature threshold name部分が「fan speed40%>50」と表示されていますが、これはCore temperatureが50℃の状態でfan speedの稼働率が40%になるように設定されている事を意味しています。右隣の色が付いた四角部分はHardware monitoringで表示されるバーチャートラインの色を示しています。好みで希望の色を選択する事が可能です。 今回のfan speed設定は40%,70%,100%の3段階にしていますのでステップを繰り返して設定していきます。下の画像ではCore temperature threshold name部分を「fan speed70%>50」に設定しています。 Launch 「item 」on downwared threshold crossingではfan speedを40%に設定しています。これはCore temperatureが70℃未満になった場合fan speedの稼働率を40%にdownさせる為の設定です。 設定が完了しCore temperature monitoring data source setupに戻ると画像のように threshold settingsに新たな設定内容が表示されます。ではHardware monitoringに戻ってバーチャートを見てみましょう。 少し分かり難いかもしれませんが設定したとおりにFanが稼動している事が解るかと思います。 ■PC GAMEでのテスト T.3DMARK06 3Dmark06では最も負荷の高いシーンである「Canyon Flight」においてもMax Tempは70℃に達する事はなかった。設定の効果は確実に現れている(テスト時のGPU コアクロックは820MHz) U.DOOM3 PC Game DOOM3ではVideo設定をUltra quality、Resolutionを1280×1024にしてプレイ中のGPU温度を計測してみた。バーチャートグラフでは70℃を超えた時点でファン稼働率は53%になり即座に60℃後半の値に落ち着いている。約2時間のDOOM3プレイにおいてほぼ68℃〜71℃の温度に収まった結果となった。(テスト時のGPU コアクロックは820MHz) V.Bioshock (DirectX 10.0) BioshockでのVideo設定は標準モードにて約1時間プレイ。GPU Max Tempは72℃、ファン稼働率は53%であった。(テスト時のGPU コアクロックは800MHz) ※3Dmark2006、DOOM3、Bioshockの各テストではGPUをOCした状態の値であることに注目して頂きたい。 ※設定した温度でファン稼働率を変動させる事ができる便利なソフトであるが、筆者の場合だけなのか設定するスライダーが一定の値で定められてしまう為、細かな設定ができなかった事が残念だ。 ※他のOC Toolなどと併用したり、OSのセキュリティ機能によりFanが正常に稼動しない事があるので使用の際は注意しましょう。 タスクバーに表示されるLauncherでも即座にFan稼働率を変更する事も可能です。 Fanコントロールできるソフトは多数ありますがRivaTuner fan speedも細部にわたりチューニングできる便利なソフトです。 季節に応じてFanのセッティングを変更してみるのもいいですね。RivaTunerに限らずこのようなソフトを使用することによりPC環境に応じたFan設定を行って快適なPCライフを送ることができると思います。 ■ATI Tool ATI ToolでもFanセッティング機能は備わっているが残念ながら現時点で筆者システムでは使えない状況だ。モニタリング機能面では各項目ともAverageも表示される為、重宝するだろう。 詳しくはRivaTuner 2.0 fan speed & Overclock Guideをご覧下さい。 |
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