LostTechnology Tips キーを入れ替える

キーを入れ替える

Windows 2000/XP

Windows2000/XPではレジストリを少し変更するだけでキーの入れ替えができます。常駐ソフトなどは不要。レジストリ変更後、Windowsを再起動してから有効です。

左CtrlキーとCaps Lockキーを入れ替える

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard LayoutScancode Mapを記述することでキーを入れ替えます。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout]
"Scancode Map"=hex:00,00,00,00,00,00,00,00,03,00,00,00,1d,00,3a,00,3a,00,1d,00,\
  00,00,00,00

最初の4bytesはバージョン、次の4bytesはフラグ、その次の4bytesがキーを入れ替える個数です。この入れ替えの個数にはターミネータ(00で指定される最後の4bytes)を含みます。あとは入れ替えたいキーのスキャンコード4bytesを必要なだけ指定していきます。上の例では、入れ替えたいキーとして左Ctrlキー(1d)とCaps Lockキー(3a)を指定しました。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout]
"Scancode Map"=hex:00,00,00,00,00,00,00,00,05,00,00,00,1d,00,3a,00,3a,00,1d,00,\
  01,00,29,00,29,00,01,00,00,00,00,00

こちらは左CtrlキーとCaps Lockキーに加え、Escキー(01)と半角/全角キー(29)も入れ替えるようにしてみたものです。

上の2つはzip書庫ファイルで用意しました。必要な方は、解凍して出てきたレジストリファイルをダブルクリックし、レジストリに登録してください。登録後は再起動をお忘れなく。

参考資料

キーを無効にしたい場合には「マイクロソフト サポート技術情報 - 181348」が参考になります。

Scancode Mapは「Key Support, Keyboard Scan Codes, and Windows」にある英文ドキュメント「Keyboard Scan Code Specification」が詳しいでしょう。英文を読まなくても表の部分を参照すれば大丈夫だと思います。

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最終更新:2006/07/11 10:27:56

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