共犯者を募ったインターネット掲示板の書き込みに応じ、わいせつ目的で女性を拉致しようとしたとして、わいせつ略取未遂罪に問われた関市四季ノ台、元会社員上村健太被告(22)の初公判が7日、岐阜地裁(田邊三保子裁判長)であり、上村被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
検察側は冒頭陳述で「出会い系サイトの掲示板で『ある女性を懲らしめたい。協力者してくれる人いませんか』との書き込みを見つけ、強姦(ごうかん)できると考えた」と指摘。「書き込んだ男をだましてでも、女性を連れ去ろうと思い、共犯者になることを決意した」とした。
起訴状などによると、上村被告は、元交際相手の女性を拉致しようとインターネット掲示板で共犯者を募った中津川市苗木、元派遣社員服部義幸被告(34)=強盗、わいせつ略取未遂罪で公判中=と共謀し、昨年10月9日未明、恵那市の会社員女性(23)宅に侵入。就寝中の女性に暴行を加えて拉致しようとしたが、激しく抵抗されたため、車で逃走した。 |
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