停泊中の海保巡視船に漁船が衝突 松江沖 けが人なし2008年03月10日11時40分 10日午前4時20分ごろ、松江市鹿島町の恵曇(えとも)港沖約700メートルで停泊中の舞鶴海上保安部所属の巡視船「わかさ」(960トン、小西郁雄船長ら30人乗り組み)に、底引き漁から戻ったJFしまね恵曇支所所属の漁船第17興祥丸(37.75トン、瀬戸口淳司船長ら5人乗り組み)が衝突。第17興祥丸は船首が大破したが、けが人や油の流出はなかった。
境海上保安部の調べでは、わかさは白い停泊灯をつけて停泊中で、衝突の約5分前に当直勤務の2等海上保安士が興祥丸を発見。約1300メートルまで接近したため、サーチライトで照らし、警笛を2度鳴らすなどしたが、右舷に衝突したという。 第17興祥丸は同町の興祥水産の所有。自動操舵(そうだ)で港に向かっていた。操舵室で見張りに立っていた漁労長(45)が床に座り込んで寝込んでしまい、衝突するまで気がつかなかったという。同保安部が業務上過失往来危険の疑いで捜査している。 PR情報この記事の関連情報社会
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