2008年3月10日 9時33分更新
深刻な医師不足など地域医療が抱える課題について現場の医師らが報告する公開講座が中津市で開かれました。
この講座は地域医療の現状を多くの市民に知ってもらおうと中津市医師会が開いたもので会場の中津市立小幡記念図書館には400人が参加しました。
そして、中津市医師会の川嶌眞人会長が「どうなる今後の医療」と題して基調講演を行ったあと医療現場からの現状報告が行われました。
このうち中津市民病院の医師からは「時間外診療の7割以上が小児患者でその数は年々増加し対応に追われている。」という現状が報告されました。
また、中津市民病院の産科の休診で市内では唯一お産を受け付けている産婦人科の開業医は「市民病院の産科がなくなったために中津市から30分以内の地域にハイリスクのお産を受け入れる病院がなくなった。」と医師不足に伴う不安を指摘しました。
講座に参加した男性の1人は「厳しい現状がよく判った。医療問題にはひき続き関心を持って行きたい。」と話していました。