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4月以降も入院継続 阪南市立病院、一部の診療科で

2008年03月10日

 大阪府阪南市は10日、同市立病院(185床)の一部診療科で4月以降も入院の受け入れを続ける方針を明らかにした。岩室敏和市長が市議会特別委員会で表明した。医師が大量退職することが判明した1月末には、いったん4月に全面休止すると発表していたが、その後、医師の補充に一定のめどが立ったためとしている。

 入院を続けるのは、院長が所属する胃腸科・外科と、2月に採用が内定した男性医師(39)が4月に正式発足させる総合診療科。小児科は態勢が整わないとして、いったん休止する。

 同病院では現在11人いる常勤医のうち少なくとも6人が3月末に退職する意向を示している。ただ、男性医師のつてで内科医2人の採用交渉が進んでいるほか、非常勤医も雇用して入院患者に24時間対応できる態勢を維持したいという。

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