やったー!ランキング44位です!映画が中心のはずなのにジャンルを政治・経済に
したからかな?
どっちにしても嬉しいです。みなさんありがとう。
今日扱う映画はビックフィシュです。もちろん過去の映画です。
ユアン・マクレーガ‐主演、監督はティム・バートン。この映画は「エレファント」
の数ヶ月後に見た作品です。実話を誇張し、御伽話風にアレンジしていつも回り
の人間に語るお父さんとそんな父さんに嫌気がさしているまじめな息子との話
です。そして、父さんの若い頃を演じるのは私達の世代ではカリスマ的存在の
「トレイン・スポッティング」のユアンです。この作品を見てユアンも落ち着いて、
いい演技しているなぁと思いました。
映画としてはハリウット臭ぶんぶんで、回想のなかに回想を描いてしまうとこ
ろはちょっと演出が稚拙だなあと思いました。でもCGもファンタジーな世界に
うまく合ってました。人はひとを悪く騙そうとして嘘をつきますが、この映画の
お父さんは周りの人間を楽しませるため嘘のような御伽話をばんばん話してし
まいます。息子は幼年期には父さんの話が大好きなはずだったのに大人に
なっては父さんが嫌いになってしまいます。しかし、息子以外の家族、母さん、
嫁はお父さんの話が大好きなようです。お父さんは病魔に倒れ、息子が看病
します。そして父さんの死ぬ間際、父と息子は和解して父が私はこんなつま
らない病室で最後を迎える訳にはいかない
と息子に自分の人生の最後とは何だと聞きます。息子は父の代わりに父の人
生の最後を御伽話、それも父の人生に出会ったすべての人を登場させ、とても
美しい話を父に聞かせます。
わたしも周りのひとを楽しませるのは大好きで、この映画の父さんのように
事実を誇張し、嘘のネタをはなしたりします。しかし、最近の人々はそういうの
引くらしいです。(泣き)
わたしは泣きまくりました。自分の人生がつまらないとしたら、誇張して事実を
フィクションぽく語ればいいなと思いました。私はこの映画を劇場で二度見て
、二度とも泣きました。しかも、2回目は父と一緒に見ました。ははは。
確かに人の記憶とは曖昧なものです。しかし、だから日本の右派は過去に
悲惨な経験をした強制連行された在日一世の方々や従軍慰安婦にされて旧
日本軍の方の戦争のストレスの捌け口としてレイプされてしまった女性の方の
話も聞こうとしません。
そして、来年度の中学の教科書にはそういった人々のことをわざと忘れようと
記述され
なくなりました。わたしは時の権力者や世の風潮がそう流れて
しまっても、あの方たち(もちろん、日本、中国など多くの犠牲者、被害者
含めて)の記憶を「BIG FISH」の息子のように受け継いで、これから生きる
糧にしていきたいです。