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03/08-12:40--「岡山」と「せとうち」10月JA合併へ 組合員数全国7位に

 岡山市農協(JA岡山)と瀬戸内農協(JAせとうち)の合併予備契約調印式が8日、同市西大寺中野のJA岡山西大寺支所で行われた。10月1日には新「岡山市農協」(JA岡山)が誕生し、組織・経営基盤の強化や、担い手づくりと支援を軸とした地域の農業振興など、地域から信頼されるJAの実現を目指す。  合併は、JA岡山が存続しJAせとうちを吸収。新組合長ら役員や役員数は、6月下旬に開催を予定しているJA岡山の役員改選で決まる。本所を現在のJA岡山の本所(岡山市大供表町)に置き、瀬戸町を除く岡山市、玉野市、瀬戸内市、加賀郡吉備中央町加茂川地区がエリアとなる。 合併後の規模は、准組合員を含めた組合員数が4万7514人(07年3月31日現在)、正組合員戸数2万8219戸(同)となり、全国813JA中7位。貯金残高は4513億円(同)で同20位、貸出金残高1709億円(同)は同13位となる。  調印式でJA岡山の堀川進組合長は「合併により組合員の負託にこたえ、さらなる地域農業の発展を果たしたい」とあいさつ。  その後、高谷茂男岡山市長ら4人を立会人とし、JAせとうちの武久源男組合長とともに契約書に調印。3月26日に行われるJA岡山の臨時総代会、JAせとうちの臨時総会で、正式決定する。 合併は、JAグループが1994年に打ち出した「県下8圏域JA合併構想」の一環。8圏域のうち備北圏域については、阿新農協(JA阿新)と、びほく農協(JAびほく)で管理するため、8圏域9JAとなり、同構想は10月の合併で完遂する。  両JAは、両役員による合併協議を07年8月に開始。同年10月には、「岡山圏域JA合併推進委員会」を設置し、2月初旬までに計8回行い、合併の基本事項などを審議。2月8日に行われた両JA理事会での承認を経て今回に至った。

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