９日行われた北京オリンピック最終選考レース、名古屋国際女子マラソンで、天満屋の中村友梨香選手（21）が初マラソン初優勝の快挙を飾りました。レース中には岡山市の天満屋岡山店の社員食堂に約100人が集まり、テレビの前から声援を送りました。序盤から中盤、レースを引っ張ったのは２大会連続の五輪出場を狙う天満屋の坂本直子選手でした。しかし31ｋｍ過ぎにトップグループから脱落。代わって飛び出したのが、坂本選手の後輩、中村友梨香選手でした。中村選手は32ｋｍ過ぎから２位以下を大きく引き離す快走を見せます。中村選手はそのまま２時間25分51秒でゴール。北京行きのチケットを大きく引き寄せる快勝でした。中村選手「いつかは（オリンピックに）出たいと思っていたものが、この選考会に出られたことで少し近づいたかなという気持ちはあります」。北京オリンピックの代表選手は10日午後に日本陸上競技連盟が発表する予定です。