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社会

前函館市長、市長を提訴へ 選挙前の会見「名誉棄損」(03/10 06:50)

 【函館】過去に行った記者会見での発言や演説で著しく名誉を傷つけられたとして、函館市の井上博司前市長(71)が、昨年四月の市長選で争った西尾正範現市長(59)を相手取って一千万円の損害賠償と謝罪を求める訴訟を十一日に函館地裁に起こすことが分かった。

 西尾氏は助役辞任前後の記者会見(一昨年十二月と昨年一月の二回)などで、《1》原則として認められない市街化調整区域への有料老人ホーム建設計画について、井上氏が再検討を強く指示した《2》井上氏が地元情報誌の主宰者と密接な関係にあり、主宰者が市政に関与している−などと言及。

 井上氏はこれらの内容や、西尾氏が市長選前の集会で井上氏を時代劇の「悪代官」に例えた発言をしていたことについて、事実ではなく、名誉を傷つけられた、としている。

 有料老人ホーム問題に関しては、昨年十月に函館市議会が特別委員会を設置して経緯を調査、今年二月二十七日に委員長が市議会に最終報告を行ったが、井上氏が再検討を指示したかどうか明確な結論は出なかった。

 井上氏は「特別委での市担当者の答弁が、当初の『再検討の指示はなかった』から『明確な言葉での指示はなかったが、指示とも投げかけとも取れる表現だった』と変わるなど玉虫色だったので、提訴に踏み切った。傷つけられた名誉を回復したい」と話している。

 西尾氏は一昨年十二月に井上市政を批判して助役を辞職。昨年四月の市長選に立候補し、三選を目指した井上氏に三万五千票以上の大差をつけて当選した。

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