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裁判員の“心のケア”考える

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裁判員制度では一般の人が殺人などの凶悪事件を審理して死刑を言い渡すこともあるため、緊張や不安にさいなまれることが心配されています。東京・文京区で開かれたシンポジウムでは、陪審員制度のアメリカから招かれた弁護士が「陪審員の多くは、裁判の手続きがわからないことや、事件の衝撃的な証拠を見ることにストレスを感じている」と指摘しました。そのうえで、裁判が始まるまでの待ち時間に流れを説明したり、終わったあとにカウンセリングをしたりして不安を和らげていると紹介しました。さらに、陪審員が裁判のことを家族に話したり、ホームページに書いたりするのが認められていることも大きく役立っていると報告しました。これに対し日本の研究者からは、秘密を漏らすのを禁じられている裁判員が、自分の経験を地域の人などとどのように共有できるかが課題だという意見が出されました。主催者は「裁判員の心のケアはまだ議論がほとんどされていないので、積極的に考える機会を設けていきたい」と話していました。
もどる3月8日 19時22分
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