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人材派遣会社などが17億円申告漏れ…名古屋国税局指摘

3月9日19時36分配信 読売新聞


 人材派遣会社「ニッコー」(名古屋市中川区)と、同社役員、関連会社などが名古屋国税局から税務調査を受け、総額約17億円の申告漏れを指摘されていたことが、9日わかった。

 うち約4億円は所得隠しと認定され、追徴税額は重加算税を含めて計約8億円と見られる。

 関係者によると、ニッコーのほかに申告漏れを指摘されたのは、関連会社の人材派遣会社「ラン」(同市中村区)と、ニッコーの創業者が経営にかかわった不動産賃貸会社「アロン」(同市東区)、貸金会社「楽宴」(同市北区)の3社。

 ニッコーの創業者は2006年2月に死亡したが、個人的損失をニッコーなどの貸し倒れ金として処理したり、勤務実態のない親族に役員報酬を支払ったりして、所得を圧縮していた。

最終更新:3月9日19時36分

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