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ハシビロコウ卵の標本:千葉市動物公園の展示室から盗難--日本で1個 /千葉

 ◇千葉市動物公園・動物科学館

 8日午後2時ごろ、千葉市若葉区の千葉市動物公園の動物科学館2階展示室で、「動かない鳥」として知られるハシビロコウの卵の標本(短径57ミリ、長径86ミリ)が盗まれているのをボランティア職員が発見した。ハシビロコウはコウノトリ目ハシビロコウ科の鳥類で、ワシントン条約で国際取引が規制されている希少種。卵の標本は日本で一つしかないという。千葉東署が窃盗事件として調べている。

 市動物公園管理課などによると、卵はアクリル製のふたがついたケースに入れて展示。施錠はされておらず、監視体制はとっていなかった。

 卵は04年8月、同園で飼育しているメスのハシビロコウが産んだものの無精卵だったため、標本として06年秋から展示していた。ハシビロコウは同園で3羽飼育しているほか、上野動物園(東京都)などに数羽いるという。【倉田陶子】

毎日新聞 2008年3月9日

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