北京五輪の最終代表選考会を兼ねた第29回名古屋国際女子マラソンは9日、名古屋市の瑞穂陸上競技場を発着点とする42.195キロで行われ、マラソン初挑戦、21歳の中村友梨香(天満屋)が2時間25分51秒で優勝した。2位は一般参加の尾崎好美(第一生命)、3位は加納由理(セカンドウィンドAC)。注目の高橋尚子(ファイテン)は序盤から大幅に遅れ、2時間44分18秒で27位に終わった。
北京五輪マラソン代表は男女とも3人で、10日の日本陸連理事会・評議員会で決まる。
▽中村友梨香の話 マラソンはこんなにたくさんの人が沿道にいるんだと思いました。32キロ辺りでスパートしようと思っていたけど、先に堀江(知佳)さんが行ったので、ここで離されてはいけないと思って頑張りました。
毎日新聞 2008年3月9日 14時46分 (最終更新時間 3月9日 15時33分)