ニュース: 経済・IT RSS feed
日銀総裁人事に市場反応 政治不況を裏付け、下げ圧力も (1/2ページ)
このニュースのトピックス:外国為替市場
政府が次期日銀総裁の人事案を国会提出した7日、東京株式市場は、この人事案の先行きを危ぶむかのように大幅反落した。日本株の低迷は、福田政権になってからの構造改革の後退ムードなどが背景にあるが、総裁人事をめぐる混乱は、こうした政治不況に拍車をかけたといえる。
この日の東京市場は、前日の米国株価の急落や急激な円高を受けて、日経平均株価は前日比432円62銭安の1万2782円80銭と、1カ月半ぶりの安値で終わった。
人事案提出をめぐる混乱が直接の下落要因とまではいえないが、「総裁空席」の事態も取りざたされる状況を、年末年始の下げを取り戻せないでいる市場は「下げ圧力を強めかねない」(大手証券)と困惑。市場関係者は「総裁空席という金融政策の不透明感というよりも、政治不況を印象づける出来事として売り材料になっている」(大和証券SMBCの高橋和宏・エクイティ・マーケティング部情報課部長)と指摘する。