東播磨
海の幸「春旬祭」に1万3000人 明石
買い物客らが立ち止まったフルセの空揚げ試食会 |
多くの人でにぎわったイカナゴのくぎ煮コンテスト=いずれも明石市本町1 |
春の風物詩「イカナゴ」の稚魚、シンコ漁の解禁に合わせて、「魚を楽しむまち・明石」をPRする催し「春旬祭(しゅんしゅんさい)」が八日、明石駅周辺の十二商店街で開かれた。イカナゴのくぎ煮コンテストをはじめ、明石の海の幸を生かしたイベントが盛りだくさん。親子連れら約一万三千人でにぎわった。九日まで。(大月美佳)
地元商店主らでつくる「明石・中心市街地まちづくり推進会議」が六年前から開催。地元商店の自慢の逸品を選ぶ「一店逸品コンテスト」を企画し、登録商品を紹介する冊子も作製した。
家庭でつくるくぎ煮の味を競う「くぎ煮コンテスト」(町衆明石・主催)では、十四枚の大皿にイカナゴのくぎ煮がずらりと並び、大にぎわい。参加者は水を片手に食べ比べ、「ゴボウが入ってる」「甘くておいしい」と味の違いを楽しんだ。
金賞に輝いた大明石町二の主婦、藤原啓子さん(58)は「梅干しとお酒を隠し味に入れてみました。念願の金賞でうれしいです」と話していた。
また、イカナゴの親魚、フルセを使った空揚げの試食会のほか、イカナゴの魚醤(ぎょしょう)を使った焼きそばや玉子(明石焼き)、地酒を販売するブースなども。フルセの空揚げをほおばった大阪市の水野奈美さん(30)は「身が詰まっておいしかった。家でつくってみたい」と話していた。
九日はフルセの空揚げ試食会やフリーマーケット、三木金物市がある。
(3/9 09:39)
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