テレビのクイズ番組で珍回答を連発し「おバカキャラ」として人気急上昇の熊本市出身のタレント、スザンヌさん(21)。同市でバーを営む母親の藤本清美さん(46)も自ら「キャサリン」を名乗って娘と一緒に笑顔で番組に出演する。どんな親子なんだろう。お母さんを訪ねた。【高橋克哉】
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スザンヌさんがセクシーコスプレを披露したライブ
藤本さんは経営する熊本市花畑町の「キャサリン●BAR」で、記者を笑顔で迎えてくれた。熊本市生まれ。短大卒業後、地場スーパー、寿屋のイメージガールを務め、86年に長女紗衣(スザンヌ)さんを出産した。
小さいころはどんな子どもでしたか。
「よく面白いことを言ってましたね。中学3年で(熊本に工場がある)本田技研(ホンダ)を都道府県の一つだと本気で思っていたし……。中学校の先生との進路相談で『確実に入学できる高校は県内にはない』との結論になり、福岡の高校に進学させました」
勉強が出来ない我が子に焦りは?
「私も母から『勉強しろ』と言われたことがなかったので、勉強を強制したことはありません。親が騒いでも仕方がないと」
「スザンヌは2年前に福岡から上京したんですが、コツコツ貯金して、東京の住まいも決め、契約書にも記入して、突然『連帯保証人のところにサインして』と言ってきた。興味のあることにはものすごい集中力と記憶力を発揮する。だから漠然と『「芸術系の世界で食べていくことが出来るかな』と」
「食べていける」どころか、一気に人気がブレーク。現在、彼女を一躍人気者にした「クイズ ヘキサゴン2」(フジテレビ)に準レギュラーとして出演するほか「九州青春銀行」(RKB毎日放送)、「業界クイズ ミニキテ!」(日本テレビ系列)などにレギュラー出演する。
「お店のお客様から『嫌味がない』と評価していただいています。『スザンヌちゃんが頑張っている姿を見ると、自分も頑張ろうと思う』とおっしゃる方も多いです」
藤本さんは今の店の開店前、市内の実家で立ち飲みバーを始めるが、外国人客に「きよみ」の発音が難しそうだったので「キャサリン」を名乗るようになった。夫博之(バンダム)さん(43)、大学1年の次女真央(マーガリン)さん(18)と全員、横文字の異名を持つ楽しい家族だ。
最後に聞かせてください。スザンヌさんのいわゆる「おバカキャラ」に抵抗は?
「ないですね。誰かを元気にさせることができるなんて、素晴らしいと思いませんか。自信を持って自慢できる立派な娘です」
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