2007年10月11日
ある日のディナー in バルバッコア with 青木孝太。
「オフなんで、飯連れてって下さいよ☆」
声の主は、先日のヴァンフォーレ甲府戦でロスタイムに決勝弾を叩き出し、チームの6連勝に貢献したジェフ千葉の青木孝太。
声のトーンからはビシビシと調子の良さと明るさが伝わってくる。(☆の数で彼のテンションを察知していただきたい。)
「ええけど、何食いたいねん?」
「何か行ったことないとこがいいっす☆☆」
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私が選んだ場所は東京・表参道のシュハスカリア(ポルトガル語で)の老舗の有名店、バルバッコア。
シュラスコはブラジルではもっともポピュラーな料理の1つで、一言でいうとブラジリアン・バーベキュー。
サラダ中心のバイキング形式に、ボーイさんが様々な種類の肉を、焼きたての大きい剣串に刺さったまま席まで運んできてくれる。
ブラジルにいた頃は何かパーティーがあるとこのシュラスコだった。
大胆な剣串は見た目でも楽しませてくれ、初めて行った時は感銘を受けたのを覚えている。
「めっちゃうまそうすっね☆☆」
ここにも感銘をまさに受けている奴が。(笑)
ピカーニャ、アルカトラ、クッピン等のオススメ部位もあるが、私が最も好物なのはコラソン。
鶏の心臓である。(焼き鳥で言う「こころ」。)
これがまた絶品であり、コリコリとした食感とまた風味がヤバい。(今回のオカザイルめちゃイケオファーシリーズ的に言うと)
(古庄君いつもお世話になっております。彼はバルバッコアの店員でペスカドーラ町田所属の現役Fリーガー。)
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その雰囲気と料理に堪能していたコータが私にややとまどった表情でこうつぶやいた。
「コージさん、うちのボスがいます・・・・。」
周りを見渡すと、奥に現日本代表監督、イビチャ・オシム氏の子息でありジェフ千葉の監督であるアマル・オシム氏の姿が。
「挨拶に行った方がいいっすよね???」
「そら行かなアカンやろ、行ってこいや〜。」
「何てしゃべったらいいんですかね・・・・。」
「いやいや普段接している感じでええやろそら。」
「普段あんま話さないんすよ・・・・。ピンチになったら助けてくださいよ〜。」
「何で俺がやねん。」
大分渋りながら、自分の間のタイミングを見計らう事約10分、意を決した彼はアマル氏の元へ駆け寄っていった。
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彼の顔を見つけるや否やアマル氏は満面の笑みで、照れくささを隠すように自分の顔を覆いながら握手を交わした。
笑いながら談笑する二人、コータは何語でしゃべっているのだろうか。
こちらを向きながら私の事を紹介している様子、アマル氏と目が合い会釈、私も彼の席へ向かった。
「Nice to meet you Mr.Osim.I'm glad to see you.」
ノリで出てきた英語でそつなく挨拶を交わし、柔和な表情の彼からは連勝している事もあり多少の余裕も感じられた。
「He is Lucky boy!」
コータを指さしてこう言ったアマル氏。
「アブナーイ。(日本語で)」
肉とお腹を指さし、あまり食い過ぎるなと忠告も忘れないのは父親譲りか。(笑)
「いや〜緊張しましたわ〜。」
「何でやねん。いつも一緒にいるんやろ。」
「まぁ、そうですけど☆20日のホームの浦和戦、出れたら頑張りますわ〜☆☆☆」
☆の数から分かるように、緊張から解放された彼は速攻ポジティブに前を向いていた。
屈託のない笑顔は本当にナイスガイ、さらなる彼の飛躍を期待したい。
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