米国で韓国人「遠征売春団」が逮捕され、国際的な恥をさらしている中、海外遠征に乗り出したホストバーが中国の公安によって摘発された。ソウル警察庁外事課は23日、中国上海でホストを雇用してホストバーを運営した疑いでGホストバーの店主キム某容疑者(36=中国公安で拘禁中)とホストのユン某容疑者(24)など9人を書類送検し、逃走した8人を指名手配した。

　キム容疑者らは昨年12月から今年2月まで、現地の中国人女性と韓国人女性観光客を相手にわいせつな行為をし、69万6000元(約1014万円)の不当利益を得た疑いが持たれている。警察によると、ホストらは有名歌手の名前を仮名として使用し、インターネットやビラなどでホストが韓国人であるという点を宣伝するなど「韓流マーケティング」を積極的に活用した。

　警察の関係者は「ホストたちは女性用の韓服を着て裸ショーをしたり、裸になって各種のわいせつなショーを行ったりした」と話した。

　また、昨年2月末に中国公安に摘発された店主のキム某容疑者は、現在中国で裁判を待っており、従業員らは1530日の拘禁が終わった後、韓国に強制送還された。警察はキム容疑者らが韓国と上海で人事担当者まで雇用し、ホストになる韓国人と在中韓国人を募集したという陳述を確保、現在この人事担当者を探している。