古い土蔵などが残る南島原市有家町の商店が合同で企画したイベント「ありえ一店逸品蔵めぐり」が23日から2日間の日程で始まった。

 蔵のある街並みを生かして地域活性化につなげようと、商店主らでつくる実行委員会が主催。酒造店、みそ・しょうゆ醸造店など5つの店がそれぞれの蔵を開放し、ひな人形の展示のほか、新酒の試飲やそうめん流し、5つの蔵を巡るスタンプラリーなど買い物客が楽しめる催しを用意した。

 蔵がある店だけでなく、すし店や布団店、材木店、かまぼこ店などもイベントに参加。地元名産のそうめんを使った煮湯麺(にゅうめん)の料理などを安価に提供し、初日からにぎわった。

 24日も午前10時から午後5時まで開催する。同市商工会有家支所=0957(82)2431。

 ■ひょうたん展開幕 会員の自信作450点 北有馬町

 「第10回チャリティー有馬ひょうたん展」が23日から南島原市北有馬町のピロティー文化センター日野江で始まった。24日まで。

 有馬愛瓢会(小松茂延会長、49人)会員が丹精込めて仕上げた自信作約450点を出展。彩り鮮やかな蒔絵(まきえ)ひょうたんのチャリティー販売や、来場者に抽選でミニひょうたんをプレゼントする企画もあり、会場を訪れた市民を楽しませた。

=2008/02/24付 西日本新聞朝刊=