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あの後、お客様のお相手は先輩がしてくれたようです。
私はとんでもない事をしてしまいました。
私も馴れれば、先輩のように振舞うことができるようになるのでしょうか?
「お前はまだ自分の立場と役割を理解していないようだな」
私はロープで縛られ、地下室へと連れられて来ました。
これは、先ほどの失敗を戒めるための”お仕置き”を行うという意味です。
何度か連れられて来たことがあります。
本来ならこの時間は私の夕食の時間なのですが、失敗をしてしまった私は、今日は夕食を食べられません。
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手足を吊られ、右足一本ではバランスをとるのが精一杯です。
「毎日自分で練習しろと言っているだろう」
「申し訳御座いません。御主人様」
「お前に昼の休息を与えているのは、ただ休ませているのではないのだぞ」
「今日は練習をしたのか?」
「はい。いつものように」
「では先ほどの失態はどうしてだ?」
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御主人様が手にしている物は、オートディルドーと呼ばれているものでした。
どのような仕掛けで動くのかは解りませんが、私の中で動き回るのです。
私はこのオートディルドーが好きにはなれません。
「力を抜け」
オートディルドーは私の中へと入れられ、ロープでしっかりと固定されました。
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「これで気持ちが良くなるまでそのままでいろ」
オートディルドーが動き始めました。
「快楽に身を委ねろ」
オートディルドーは規則正しく動き続けます。
「はぁぁぁ・・・」
右足だけでバランスをとることができなくなり、私は宙吊りになってしまいました。
「今日はここまでにしておこう」
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この時間は御主人様が入浴をされます。
お仕置きの余韻が下半身に残っていて、気を抜くと倒れてしまいそうになりますが、御主人様の入浴のお世話は私の仕事なので、気を取り直して仕事に専念しなければなりません。
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まずは浴槽の温度を確かめます。
熱過ぎては御主人様のお体に障ります。
慎重に湯加減を調えます。
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御主人様のお体を洗うための石鹸は特別製のものです。
とても泡立ちがよく、丁寧に泡立てるとサラサラの泡が出来上がります
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私はその泡を自分の体に塗り付けます。
私の身体の全てを使い御主人様のお体を洗います。
汚れを落とすだけではなく、疲れを癒すためのマッサージも兼ねているのです。
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入浴の後は御主人様がお寛ぎになるための時間です。
今日は読書をされています。
私は邪魔にならないように、部屋の隅で待っています。
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御主人様がベッドに入られる時間になりました。
「麻里花」
「はい。何でしょうか?」
「今晩はお前だ」
「はい。かしこまりました」
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御主人様の夜のお相手・・・
これも私達メイドの仕事の一つです。
先輩が御主人様のお相手をしている時は、私は部屋の隅で見ているだけなのですが、今晩は私がその役目のようです。
見様見真似ですが、覚えたことを行います。
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お仕置きの時とは違い、御主人様は優しくしてくれます。
私の体を優しく触り、そして舐めてもくれるのです。
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とても気持ちが良くなります。
「あ、あぁぁぁ・・・御主人さま」
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御主人様の動きが激しくなり、私は快楽の中に身を沈めていきます。
「も、もぅ、ダメです」
御主人様の動きはまだ止まりません。
「御主人さまぁぁぁ」
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「きちんと出来るではないか。どうして先ほどは出来なかった?」
「私にもわかりませんが、少し嫌な気持ちになってしまいました」
「今はどうだ?」
「とても良い気持ちです。ありがとうございました」
「そうか。今日はもういい」
「はい。おやすみなさいませ。御主人様」
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一日のお勤めが終わりました。
まだ馴れないせいもあり、一日がとても長く感じられ、そしてとても疲れてしまいます。
特に今日は初めてお客様のお相手をした事もあり、クタクタになってしまいました。
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汗を流し、お湯に浸かると疲れが癒されます。
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「御主人様が相手だとあんなにも気持ちが良いのに…」
「お客様のお相手はできなかった・・・」
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ぐぅぅぅ |
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「夕食を頂かなかったので、お腹減ったなぁ」 |
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起床の時間である5時までは睡眠の時間です。
しかし、今日はあのような事があり、なかなか寝つけそうにありません・・・
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しっかりと寝ておかなければ明日のお仕えがきちんと出来なくなってしまいます。
無理にでも寝ないといけません。
明日は失敗しないようにしないと・・・
「おやすみなさい」
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ぐぅぅぅ
「はぁ…」
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