|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
御主人様は目覚めのコーヒーをベッドで召し上がります。
その間、私はテーブルになります。
|
|
|
|
|
|
私が動くとコーヒーがこぼれてしまいます。
何があっても動いてはならないのです。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
朝のお散歩の時間です。
私は御主人様に連れられて、御屋敷内の庭園をご一緒します。
私専用の首輪とチェーンです。
お散歩に出掛ける時は、これを身に付けます。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
お散歩から帰ると、御主人様は朝食をお摂りになります。
お料理は専属のコックさんが作り、配膳係は他に居るので私は黙って見ているだけです。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
食事が終わると、御主人様は汗を流す為に入浴なさいます。
私はそのお手伝いをいたします。
御主人様の身体を丁寧に洗うのですが、この時私はメイド服を着たままなのです。
これは身のこなしを練習する為らしいのですが、メイド服を濡らさないようにするのはとても大変なことです。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
御主人様は一日置きにこの時間にお出かけになります。
何処へ行かれるのかは聞かされておりませんが、お出かけの日は夕方まではお戻りになりません。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
御主人様の寝室のお掃除の時間です。
ホコリ一つ残さないように、隅々まで綺麗にお掃除します。
このお仕事については、御主人様が唯一誉めてくれます。
私の一番得意なお仕事です。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
次は御主人様専用の浴室のお掃除をします。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
お掃除の仕上げは、自分の舌で浴槽を舐めて綺麗にします。
今では馴れましたが、最初は舌が痛くなってしまいました。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
この時間には午前中のお仕事を全て終えて、昼食を頂きます。
私たち使用人の昼食のメニューは厨房のコックさんが決めています。
今まで食べたことの無い美味しいものを頂いています。
毎日どんなお料理なのか、とても楽しみです。
|
|
|
|
|
|
|
|
|