情報開示日:2008年2月3日

 

某文庫(直訳すると文字通り「卑劣な文庫」)

シリーズタイトル未定
出版不能
 
 執筆状況には実作業が始まるなど、確定事項になったと判断したものだけを記載するようにしていたのですが、
 まさか原稿を半分まで書き進めたところで、こんな事態になるとは……。
 
 気象シリーズを受け入れる確約をもらい、その前に交換条件として新シリーズを準備していました。
 ところが最初に話を持ち込んでから1年以上経ったところで、とある事情があったことから受け入れがウソであると自白してきました。正確には素直に白状したわけではなくムチャクチャいい加減な言い訳をしてますが、要約すると初めから気象シリーズを受け入れる気などなく、交換条件の新シリーズだけを書かせるつもりであったと……。
 この文庫編集部の常軌を逸した異常性の話は聞いてましたが、そういうことは仕事上の信用問題にかかわりますから、常識で考えれば「有り得ない与太話」と思っていました。だけど、それをマトモに食らってしまうと、もう何と言って良いか……。
 しかも私がサイトに気象シリーズ再開の情報を書いているのを見て知っていながら、ずっと黙ってたと言われると……。
 世の中には常識で考えてはいけない相手がいると、改めて思い知らされました。
 
 ついでながら新シリーズの準備中、担当がコロコロと替わり、昨年末のシリーズ開始予定からスケジュールが半年以上遅延しました。これも今となっては何か裏があるのかと気になります。
 前に面白い提案を受けたと書きました。元は近未来モノで考えていた話ですが、それを大正時代に女子高生が活躍する物語にするという要望です。これを受け入れると考えていた技術的なギミックやエピソードのほとんどが、時代的な理由で使えなくなります。私の本領もほとんどが封印されます。なので、まず自分では始めないだろう要望です。ですが実際にあった時間軸の上で物語を考えるというのは初めての経験です。だからこそ、それでどれほどの作品が書けるか挑戦するという意味であり、かつ自分からはやろうとは思わないであろう提案なので面白いと思ったのですが……。
 で、これを先のウソと合わせて考えると、制裁気取りの陰湿なイヤガラセだったのでしょうかねぇ?
 有り得ない要求で時間を潰させて、だらだらと時間を浪費させようとしていたのかと……。
 新作のためにHJの出版を2〜3か月置きではなく4か月置きまで延ばしてもらったのに、ただのいい迷惑でした。
 人事異動の影響でスケジュールが狂ったことに関しては、不可抗力でしょうけど……。
 
 まあ裏にどんな事情があるにせよ、ふざけた話です。(_ _#)
 というか「菓子折りを持っていったら、このことは黙っててくれるか?」って、ふざけるな!
 
 余談ながら「とある事情」はここには書きません。もしもその事情がなかったらウソの発覚が遅れ、いったいどのような状況になっていたことか……。
 
 
 
追記:2008年3月1日(修正加筆3月5日)
 本日、某出版社名義で『書留』が届きました。ただし差出人も部署不明で。
 内容は「(上記の事件を作家仲間に)ミクシィで暴露しただろ。今度やったら法的手段に訴えるぞ」という『警告書』という名前の脅迫状でした。というか差出人も部署も不明なので、典型的な怪文書になってます。
 誰かが口を滑らせたんでしょうけど、それでこういう行動に出てくるのは異常です。もう完全に犯罪行為です。
 
 でもね、今の某文庫の状況では、こんな脅迫状を書いてる場合じゃないと思うんですけどねぇ。それなのに何を恐れて脅迫状なんか送ってくるのか……。そんなものを作ってる暇があったら、まともに仕事をしろ。と言う以前に、初めからウソをつくなと言いたいですよ。
 
 次に来た時にはデジカメ画像をここにアップして、現物はHD社長宛てに送り返そうと思ってます。
 そして、それでも脅迫が止まらない場合は、警察に被害届を出したのち、文庫名を明らかにした上で人目に触れる場所への公開に踏み切る予定です。
 
追記:2008年3月7日
 あたた。たぶん怪文書を書いた人、そんなことをしましたか。
 実は気象精霊記関連の版権の許諾申請が来ました。某出版社に出された申請ですが回答期日はとうの昔に過ぎてました。申請した会社では発売日が迫っているため一千万円を超える商品を用意して許諾待っている状態。それで回答が遅いので再度許諾をと念を押したところ、某出版社から直接ではなく、なぜか某出版社とは関係のない第三者を介した電話で……。
 仲介役の人も、この申請にかなりご立腹でした。そして私が認めなければ申請した会社は大損。被害は原因を作った某出版社に求めるところですが、今後のことを考えると被害を訴えられないと泣き付かれました。とんでもない汚れ役です。
 
 その際の仲介人とのやり取りとこれまで得ていた情報をまとめると、予測ではありますが、一つのことが見えてきました。
 まず昨年末、某出版社が気象精霊記の版権使用料を唐突に振り込んできました。その時は版権は認めてないのに、どうして勝手に使うのかと怒りに感じたのですが、支払い調書の記録から、版権の使い初めが某文庫に話を持っていった時期と重なってました。このことは仲介者の「版権の申請先がグループ内F社ではなく某文庫だった」という言葉で裏付けられたのではないかと……。
 ということは某出版社は勝手に使っていたのではなく、騒動によりグループ内F社から消えた版権が某文庫で認められたから再使用できると解釈したと考えられます。ということは版権使用料の一部は当然、某文庫の収入という扱いになってたんでしょうかね?
 で、版権申請が遅れた理由ですが、これにはあきれました。新規の契約なので某出版社が勝手に許可を出せません。なので版権のある某文庫の編集長が責任をもって私に許諾を求める必要があるのですが……。
 仲介人いわく「怒ってるから電話したくなかった」と。まあ、申請がウソ発覚の時期と重なってましたからねぇ。それで回答が遅れて、とうとう第三者を仲介することに……。
 
 ついでなのでぶちまけておきます。
 上に「とある事情」と書いたことの一部を書きます。ある会社が気象精霊記関係のある企画を持ってきて、某文庫から出ることを前提にプロジェクトを立ち上げました。ところが某文庫編集長はそこで「初めから気象出版の予定はない」と言い出し、それで企画が空中分解しました。新シリーズは気象再開の交換条件ですから、そこでもめました。
 となると気になるのは、初めから出す気のない作品の版権が、どうして某文庫の扱いになってたのでしょうね?
 まあ、作家には微々たる額でも、編集部には本を1冊出したぐらいの金が入るらしいので……。(以下略)
        すみません。上の行は黒いウワサにすぎないということなので削除しました。
 余談ながら上記企画は完全に白紙となったとの連絡があったので、ここまで公開しておきます。
 まあ、仲介者は某出版社内部の人ではないので、私の解釈を含めて一部事実誤認があるかもしれませんが、合理的な説明が欲しいところです。
 なんであれ、これ以上他人を巻き込むのはやめてもらいたいものです。
 
 
情報の最後に
 このページへの入り口にも書きましたが、この情報に関しては触れるのも不愉快に思う人がいると思うので、積極的には表に出さないようにしました。ですが、これによって同業者ならび作家を目指される方々などの更なる被害者が増えないことを祈ります。
 
 って、私も注意喚起の情報を与えられていたのに、つい常識にとらわれた結果、被害者仲間になってしまいましたけど……。
 
 それと最後の最後に蛇足ながら、あまり書きたくないことを……。
 これを読んだ方が愉快犯となって、人として恥ずかしい行為をしないことを願います。