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医療過誤で書類送検 岡山県警美作署
介護中の不注意で寝たきりの老人を死なせたとして岡山県警美作署は7日、同県勝央町の男性医師(60)を業務上過失致死(医療過誤)の疑いで書類送検した。
調べでは、医師は昨年8月27日、嘱託医を務めていた同町の特別養護老人ホーム「南光荘」で、胃がんなどで寝たきりの無職男性(72)を介護した際、栄養補給のため鼻から胃へ入れるチューブを誤って左肺に挿入。そのまま気づかずに栄養剤など600ミリリットルを注入し、男性を急性呼吸器不全で翌日未明に死亡させた疑い。医師は「十分な確認ができていなかった」と話しているという。