日本共産党は7日、「農業再生プラン」を発表した。総合的な農業政策をまとめたのは、95年以来13年ぶりという。コメ1俵あたり1万8000円(07年産の場合)の価格を保障し、収入が足りない場合は農家に補充することなどが目玉。必要な予算は9000億円で、39%の食料自給率を50%台に上げるという。
昨年の参院選では民主党が農家への1兆円の所得補償をぶちあげ支持を得た。同日会見した、日本共産党政策委員長の小池晃参院議員は今回のプランについて、「民主を意識しなかったといえばうそになる。農村へのアピールは強かった」と話した。