あべともこ
   社民党の衆議院議員で小児科医の、阿部知子のページです。

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● お知らせ ●

あべともこ
《連続医療講演》
『高齢者医療制度』


3月9日(日)
11:00〜12:30
善行公民館第二談話室

3月16日(日)
13:15〜14:45
辻堂公民館ホール

(詳細はページ下部

阿部とも子の会
出版物のお知らせ
カエルニュース  2008/3/2 カエルニュース第298号

★☆ 海よ、静かなれ ☆★
  
 2月24日の日曜の朝はNHK討論などテレビ出演も入らず、久しぶりに午前中の予定があいていたので、家から国道134号を 片瀬海岸、稲村ヶ崎へと海岸沿いに車を走らせた。車窓から見える海には早春を待ち受けていたかのように、多くのウイン ドサーフィンが浮かび、湘南の海も風も常日頃の平穏の中にあった。

 しかしこの同じ海を房総にたどれば、イージス艦「あたご」によって真っ二つに引き裂かれた漁船「清徳丸」と、まだ見 つからぬ吉清さん親子の安否が重なる。車内のラジオからも漁師仲間の船や海上保安庁、そして海上自衛隊の捜査活動が海 の天候をにらみながら断続的に行われている様子が流れていた。

 週が明け、遭難事故から一週間を区切り故に「浦じまい」として、ご家族からは海の仲間による救助活動をとりあえず終 了するよう申し出がなされた。どんなにか口惜しく、万一生きて帰ることが出来なくても、せめてその身体だけでも取り戻 したいと願っておられただろう。

 一方国会では、事故直後からのイージス艦艦長はじめ防衛省幹部の対応が問われ、防衛行政最高責任者として石破防衛大 臣の言動が問われている。メディアもこぞってこれを追い、国会の景色は道路から防衛問題へとチャンネルチェンジされた。 国民の直感は、国民の生命すら守れない防衛省が担う「防衛」とは何であるのか、大きな疑問を抱いている。果たしてその 問いに答え得る審議となっているのかどうか、実は防衛省の隠蔽体質も含めてまだまだ論議は深まっていないし、他人事の ような答弁が続く。

 藤沢市内、茅ヶ崎や寒川にかけて、かつての第二次大戦下での敵の上陸を想定して、多くの壕や地下道が掘られ、今もそ の跡が私たちの生活の中に時々顔を出す(寒川相模海軍工廠跡の遺棄毒ガス等)。

 房総でも館山には多くの塹壕がある。太平洋の海は、戦時下には文字通り米軍との戦いの最前線だったのである。

 60年余りを経てイージス艦「あたご」は、ハワイ沖でのミサイル発射実験を終え、横須賀への帰路、小さな漁船を「撃破」 し、海の藻屑と帰せしめた。上ばかり見てすぐ足元の人々の暮らしが見えない、見ようとしない、そういう感覚は実は軍事 そのものの中に内在するのではないか。

 「国」という概念、そして国土という国家主権の及ぶ範囲は極めて「政治的」なテーマであるけれど、それらを守ること がそこで暮らす人々(民)とどう関わるのかは、戦前・戦後も語られてこなかった。

 勝浦の漁民の皆さんの、海難をも身に引き受けた覚悟ある実直な暮らし、仲間を思いやる行動が今回私たちに教えてくれ たものはとても大きい。一日も早いお二人の発見、そしてこの事故の徹底した真相究明と再発防止を国会で求めるとともに、 私も歴史と人々をたずねて近く房総の勝浦そして館山にも行ってみようと思う。

                                                   阿部知子

(過去の内容は、「まぐまぐ」を利用したメールマガジンのページでご覧になれます)

 
■ あべともこ−《連続医療講演》−


    −医療再生「いのちが一番」を合い言葉に−
     2008年4月より医療制度が大きく変わります。

   ○あまりにもひどい『高齢者医療制度』を中心に、
    あべともこが分かりやすくご説明致します。
    お気軽にお越し下さい。入場は無料です。


日  時  3月9日(日)11:00〜12:30

場  所  善行公民館第二談話室



日  時  3月16日(日)13:15〜14:45

場  所  辻堂公民館ホール



※ 以降も、鵠沼公民館などで、開催してまいります。


最新の活動報告

2月13日



2月13日 地域医療討論会で党を代表して報告(東京)


2月22日



2月22日 記者会見で予算案組み替え要求を説明(院内)


3月5日



3月5日 野党4党主催の後期高齢者医療制度廃止集会であいさつ



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