過激派「革マル派」の活動家が、ホテルの宿泊カードに架空の内容を記入し宿泊したとして、神奈川県警警備部と警視庁公安部は8日午前、有印私文書偽造・同行使と旅館業法違反容疑の関連先として、川崎市高津区上作延のマンションの一室など関連先計4カ所の家宅捜索を始めた。
捜索先は、ほかに東京都品川区や千葉県八千代市の団地の一室など。いずれも非公然アジトで、女性活動家の出入りが多くみられたという。過去に警察のデジタル無線の傍受にかかわったメンバーも確認された。
調べでは、40代の革マル派活動家の男が07年9月、埼玉県越谷市のビジネスホテルに架空の氏名や住所を記入した宿泊者カードを提出し、宿泊した疑い。
毎日新聞 2008年2月8日 12時29分 (最終更新時間 2月8日 12時41分)