2008/3/5  13:08

まな板といちご狩りと人権と 2  夫婦げんか

 まな板の件は、法務局に訴えたと、夫に事後報告したら、「それはそれでいいんじゃない」と言われたんだよ。
 ちなみに、まな板の値段は交換前400円以下。交換後500円。
 たかが、それっぽっちの人権問題。

 いちご狩り編
 保育園父母の会による年度末行事が計画された。
 いちご狩り。目的地は埼玉は秩父にある農園。
 申し込み用紙が配られ、「バスにのっていちご狩りに行くことになりました。・・・たのしく、思い出作りの1つとしてたのしみましょう」と書いてあった。
 夫は当日仕事なので、参加するとなったら、息子とゆみ、そしてゆみを援助するホームヘルパーを連れて3人の参加となる。
 参加のハードルは、ひとつ、電動車椅子が乗れるリフト付きバスを利用できるか、ふたつ、いちご農園に障害者用トイレがあるか。
 いちご農園に問い合わせると、障害者用トイレがあり、しかも車椅子でいちごが摘めるようにできた温室もあるという。ならば絶対に参加しようではないかとゆみは思った。
 しかし問題はバスである。
 たぶん父母会は車椅子が乗れないバスを予約しているのではないか。
 申し込み前に、父母会に問い合わせると、予感は的中。
 それでも申し込み締め切り前に申し込みをしようとしたら、保育園職員が申し込み書を受け取ることを拒否した。
 夫が父母会会長に抗議し、息子とゆみが一緒に参加できるように何らかの対処を求めた。しかし父母会会長は「今回は参加をあきらめてほしい」と夫に告げた。
 夫はここで引き下がらず、園長・父母会3役と話し合い、息子とゆみは我が家の車椅子積載対応車に乗り、それを園長が運転して、バスの後を付いていくという妥協策を両者の間で了承する。
 ゆみも納得できないこと、言いたいことは山ほどあるが、問題を大きくしないように、この時点では妥協策を受け入れる。
 利用するバス会社がわかり、一緒にバスに乗ることをあきらめきれないゆみは、Tバス会社に自ら問い合わせた。
 ゆみ「O保育園父母会の者ですが、父母の中に車椅子の方がおり、一緒にバスに乗って参加されることを希望しています。なんとかならないでしょうか。
 貴社にリフトバスがないと、今後は他社の利用を考えなければなりません」
 Tバス社員「当社の運転手Kがそちらの保育園の父母会役員の方と親戚でして、数年利用していただいています。そのため料金をお安くしています。
 当社にリフト付きバスはありませんが、他社からリフトバスを借りて運行することが考えられます」

 ゆみ(え〜っ!Kだって?父母会長と同じ苗字じゃないか!)「それでは他社からリフトバスを借りることを父母会で検討いたしましてから、後ほど貴社に御連絡いたします」

 ゆ、許せネェ〜!父母会長とバス会社の癒着かよ?!
 バス運転手と会長が親戚関係にあって、運賃が安くなるから、利用してるだって? 父母会長は親戚が勤めるバス会社を儲けさせるために、利用してるっていうのかあ?     だからリフトバスのある他のバス会社を利用することを快く思わないのか?      そんな父母会長の思惑のために、ゆみたち親子はバスに乗って参加できないのか??  モーレツ、怒りと闘争心が湧いてきたゆみであった。


 (本題とは関係ないが、護憲お玉ブログでは、今日も、護憲派有名人の本の宣伝とか、有名人のがん患者が亡くなった、これこれの有名人たちが癌撲滅運動に参加しているとか、有名人を利用した安易なお気楽話題作りで、非常に鼻につくな〜!自らの日常的な人権問題に悩むゆみちゃんのことなんて、形式護憲主義のお玉にはわっかんね〜だろうな〜。ゆみは現行日本国憲法の下で、いかに人権が守られていないか、お玉たち護憲派に反論の意味でも書いてるつもり

 (続く)
 



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