実質的ディフィーザンス解消のお知らせ
(2008.3.3)
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弊社が発行いたしました第8回国内債300億円に関しまして、メリルリンチ日本証券株式会社がアレンジャーとして組成した仕組み金融取引(平成19年5月24日リリース:実質的ディフィーザンス実施についてのお知らせ)によって償還手当て済みであったことから偶発債務としておりましたが、当該仕組み金融取引の清算が開始されたとの通知を同社より受けました。原因の詳細につきましては、現在調査中ですが、欧米におけるサブプライム問題の影響によるクレジット環境および同仕組み金融取引に組み込まれていた債券の急激な流動性悪化に伴う時価の下落との説明を受けております。
この取引により、偶発債務として記載されていた第8回国内債300億円が貸借対照表上で社債債務として再認識されます。これによる損失は上記仕組み金融取引の清算が完了するまで確定いたしませんが、最大で300億円となる可能性があります。
弊社は、平成20年2月8日付の第3四半期財務・業績の概況において、平成20年3月期(当期)の損益計画について税金等調整後当期純利益額を433億円と見込んでおりますが、上記仕組み金融取引の清算に伴う損失の発生により当期の損益計画を下方修正する可能性があります。今後も適時開示規則に従って、適宜開示してまいります。
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