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【社会】

39袋の表面にメタミドホス 中国製ギョーザ中毒

2008年3月7日 19時47分

 中国製ギョーザ中毒事件で、兵庫県警の捜査本部は7日、返品され大阪の業者が保管していたギョーザ39袋の外側から、新たに有機リン系殺虫剤「メタミドホス」を検出したと発表した。このうち1袋は表面に小さな傷があり、袋の内側、トレー、ギョーザの皮からも検出された。

 39袋は、複数の小売店から保管業者の元に回収された後、同じ段ボール箱の中で密着状態で保管されていた。捜査本部は「一部の袋に付着していた殺虫剤成分が、ほかの袋に移って広がった可能性もある」と説明している。

 調べでは、39袋は中国・天洋食品で昨年10月1日に製造された「中華deごちそうひとくち餃子」。捜査本部で流通ルートを調べている。

(共同)
 

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