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東近江・能登川病院:4月から外来診療だけ 整形外科・眼科常勤医、月末退職 /滋賀

 ◇入院患者は転院か退院

 東近江市病院事業管理者に就任した市立能登川病院の中條忍院長(62)は6日、同病院の整形外科と眼科の医師計3人が今月末で退職し、両科の常勤医師がいなくなるため、4月から非常勤医師による外来診療のみにすることを明らかにした。

 同病院の常勤医師は▽05年度に内科で1人▽昨年度は内科と外科で各1人▽1人が産休▽今月末で整形外科2人と眼科1人--がそれぞれ退職し、かつて14人いた常勤医師が7人に半減する。

 特に整形外科は昨年度に外来1万8701人、入院4727人の患者があり、影響が大きいが、常勤医師がゼロになるため、入院患者は退院や転院を余儀なくされる。一方、外来は非常勤医師1人が週1回診察する。眼科も入院は中断し、外来のみで非常勤医師が週3日来院する。

 中條管理者は「05年度で1人欠員になった内科の医師は4月に確保の見通しが立った。整形外科、眼科については地域医療を守るため全力を尽くす」と述べた。【斎藤和夫】

毎日新聞 2008年3月7日

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