2008年03月06日 更新

【五輪】ありえねぇ浴槽なし…北京委員会、5日選手村を初公開

 【北京5日】北京五輪組織委員会は5日、大会中に約1万6000人の選手、役員が宿泊する選手村を内外のメディアに初めて公開した。メーン会場の国家体育場などがある五輪公園の西側に位置し、9階建て20棟、6階建て22棟の計42棟に約9900室=写真=を備えた。

 部屋は3人用、6人用、8人用の3タイプで、広さはそれぞれ約90、170、240平方メートルとゆったりしている。すべてリビング付きだが浴槽はなく、日本人選手は風呂につかってリラックスとはいかないようだ。トレーニング施設や5000席で24時間オープンのレストラン、レジャー施設も併設している。選手村は09年末までに改装され、高級分譲マンションに生まれ変わる。既に予約販売が始まっており、1件数千万円以上だが、「売れ行きは好調」という。