航空自衛隊美保基地(鳥取県境港市小篠津町、野口盛隆司令)は6日、同基地の航空機3機に鬼太郎のデザインを加え、塗装すると発表した。同基地開庁50周年記念として実施。5月末開催予定の同基地航空祭で一般公開される。漫画のキャラクターが自衛隊機に入るのは初めてという。
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鬼太郎たちのデザインを入れ、青を基調とした塗装を施したC1輸送機のイメージ図=航空自衛隊美保基地提供
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C1輸送機、YS11輸送機、T400練習機−の計3機が対象。垂直尾翼の両側面に、一反木綿にまたがった鬼太郎や目玉おやじのシールが張られる。また、空や日本海の海をイメージして青を基調とした塗装も施される。すでに基地内で塗装準備が進められている。今年12月末までの期間限定。
航空機に鬼太郎がデザインされるのも初めて。生みの親である同市出身の漫画家、水木しげるさんは「鬼太郎バンザイ おめでとう!」とコメントを寄せている。
美保基地は「鬼太郎はシンボルキャラクターとして地域の発展に大きく貢献している。航空機にデザインを加えることで、美保基地も地域とともに歩んでいることを表現したい」としている。