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【社会】

患者死亡で医師ら書類送検 輸血などしなかった疑い

2008年3月7日 12時55分

 東京都足立区の東和病院で女性患者=当時(75)=が手術後に出血性ショックで死亡した事故で、警視庁捜査1課と綾瀬署は7日、業務上過失致死容疑で手術を担当した同病院整形外科の男性医師(51)と女性准看護師(26)を書類送検した。

 調べでは、女性は太ももの骨を折り、2004年10月20日、人工骨に置き換える手術を受けたが、翌21日に出血性ショックで死亡した。

 医師は術後、准看護師から血圧が術前の半分以下になっていると報告を受けたが、輸液投与の指示をしただけで輸血などの適切な措置を取らず、准看護師は輸液は投与したが、その後、循環不全になり脈拍が急上昇していることなどを報告せず、女性を死なせた疑い。

(共同)
 

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