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アマゴ釣り解禁
太公望らでにぎわう
熊野川など


 熊野川本流や各支流などで1日、アマゴ釣りが解禁された。この日を待ちわびていた太公望たちがさっそく足を運び各地で釣り糸を垂らしている。
 熊野川漁協は昨年5〜6月、管内の河川にアマゴの稚魚を約12万匹放流。主な場所は四村川3万6000匹、赤木川上流2万匹、赤木川下流1万匹、大塔川1万6000匹、高田川1万5000匹など。
 同漁協は「川の水がまだ冷たいので釣果はまだ芳しくないかもしれません。お薦めポイントは四村川です」と話している。

 初日に新宮市高田の高田川で釣り糸を垂らしていた椿原勉さん(72)=同市磐盾=はアマゴ釣り歴50年以上。この日は午前8時から約2時間で最大約20センチのアマゴを10匹以上釣り上げていた。「景色がきれいなので釣れても釣れなくても楽しいです」と笑顔だった。
サケ科のアマゴは肉食で水生昆虫、小魚などを食べる。一生川で暮らす河川残留型をアマゴ、一度海へ出てから川に帰ってくる降海型や降湖型をサツキマスと呼ぶ。朱点が鮮やかで「渓流の女王」とも呼ばれている。


アマゴ釣りを楽しむ椿原勉さん=1日、新宮市高田の高田川

「渓流の女王」と呼ばれるアマゴ
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