2008年 3月 6日
岡山大、香川大で前期日程合格発表
6日、国公立大学一般入試・前期日程の合格発表が行われ、岡山大学と香川大学では、合わせて3091人が喜びの春を手にしました。岡山大学では午後3時、各学部の掲示板に合格者の受験番号が張り出され、受験生が緊張した面持ちで自分の番号と照らし合わせていました。そして、番号を見つけると、親や友達と抱き合うなどして喜んでいました。岡山大学の前期日程の合格者は11学部合わせて1627人で、平均倍率は2.02倍でした。一方、香川大学は6つの学部合わせて、761人が合格し、平均倍率は2.2倍でした。この合格発表、最近は大学のホームページでも確認できるため、大学を訪れる人は年々減っているということです。

高松市の元職員 婦女暴行未遂で再逮捕
先月、大学の女子寮に侵入し、警察に逮捕された高松市の元職員が今年1月にも、女子大学生に乱暴しようとしたとして、婦女暴行未遂などの疑いで6日、再逮捕されました。再逮捕されたのは高松市選挙管理委員会の元嘱託職員、宇野毅容疑者(24)です。警察の調べによりますと宇野容疑者は今年1月13日午前7時前、高松市のマンションで1人暮らしの19歳の女子大学生の部屋に侵入し、下着10数枚を盗んだ上、寝ていた大学生に「騒ぐな、刺すぞ」と脅し、乱暴しようとした疑いです。宇野容疑者は大学生に抵抗され、逃げていました。凶器は持っておらず、大学生にケガはありませんでした。取調べに対し、宇野容疑者は容疑を認めていて、警察は余罪も追及する方針です。宇野容疑者は先月12日、高松市の香川大学の女子寮に侵入し、現行犯逮捕されていました。

ヨーロッパ市場開拓へ香川県産食料品商談会
讃岐うどんや、そうめんなど香川県産の食料品をヨーロッパの市場に売り込むための商談会が6日、高松市で開かれました。この商談会はヨーロッパと取引のある貿易会社に県産品を売り込もうと香川県が初めて開いたもので香川県内で食品の製造販売を行う18の業者が参加しました。会場では讃岐うどんの試食会も開かれ、貿易会社の担当者は保存期間や調理方法について質問し、ヨーロッパの市場で受け入れられるかどうか品定めしていました。ヨーロッパは市場規模が大きい上、日本食がブームになっていて、県では販売ルートの開拓に期待を寄せています。

9条ピースウォーク 岡山市を行進
憲法9条を護り、平和を訴える「9条ピースウォーク」が6日、岡山市で行われ、市民ら110人が行進しました。ピースウォークは先月25日、広島市の広島平和記念公園を出発し、5月4日、千葉県で開かれる「9条世界会議」の会場を目指しています。実行委員会の呼びかけで、賛同した各地の市民がリレーでつないでいるもので、7日は瀬戸内市を行進する予定です。

高松市民病院の嘱託看護士 患者の記録紛失
高松市民病院の51歳の女性嘱託看護師が患者10人分の名前や病名などを記録した書類を紛失していたことが6日、分かりました。病院によりますとこの看護師は5日午後7時頃、スーパーで買い物をした後、自転車のかごから書類が入った袋が無くなっているのに気付き、警察に被害届を出したということです。書類は病院外への持ち出しを禁止されていましたが、看護師は「文書の書き方などを勉強するために持ち帰った」ということです。

津山の旧家で梅の花ほころぶ
津山市の旧家、立石家の梅林で梅の花がほころび、春の訪れを告げています。津山市二宮地区にある旧家・立石家の梅林は30年ほど前、休耕田に植えられたものです。約30アールの広さに紅梅と白梅合わせて約60本が植えられています。この梅林、古い屋敷の白壁や石畳とのコントラストを楽しめるのが大きな特長です。今年の梅の開花は先月の寒波の影響で、去年より2週間ほど遅れているということですが、日当たりの良い枝では花が開き始めています。紅梅の見ごろは今月中旬ごろで、その後、白梅が見ごろを迎えます。